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J-GLOBAL ID:201802283338228196   整理番号:18A0750727

温暖地西部地域における業務・加工用向け水稲品種「あきだわら」および「やまだわら」の生育収量特性

Growth and Yield Characteristics of ‘Akidawara’ and ‘Yamadawara’, Rice Cultivars Bred for High Yield and Good Eating and Processing Quality, in the Western Region of Japan
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資料名:
号: 18  ページ: 75-86 (WEB ONLY)  発行年: 2018年03月28日 
JST資料番号: U1293A  ISSN: 2432-809X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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近年開発された業務・加工用向け水稲品種「あきだわら」,「やまだわら」の温暖地西部地域での生育収量特性を明らかにするために栽培試験を行った。2014~2016年にかけて5月中旬移植および6月上旬移植の2作期を設定し,総N施肥量12ないし15g m-2の多肥条件で検討した結果,「あきだわら」では730g m-2,「やまだわら」では770~800g m-2程度の高い収量性が得られた。「日本晴」に対する増収程度は,「あきだわら」で15~20%,「やまだわら」で26~27%であり,育成地や北陸地域での過去の報告と同程度であった。両品種の多収性には,一穂籾数の増加によるシンクの増大とともに,成熟期の高い収穫指数が関係していると考えられた。また,「やまだわら」は登熟期の乾物増加量が「日本晴」より多い特性を示した。出穂期,成熟期の早晩性や稈長,穂長,耐倒伏性などの生育特性については両品種とも育成地での評価に近い特徴を示した。その一方で,「やまだわら」では出穂前の気温条件による出穂期の変動が大きく,過剰な籾数を着生した場合や登熟期の天候不順により成熟期の遅延が生じやすいことが明らかになった。また,「あきだわら」では苗が伸長しやすく,分げつ発生が少ない特徴,「やまだわら」では生育前半において葉色が淡く推移する特徴が認められた。(著者抄録)
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稲作 
引用文献 (11件):
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