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J-GLOBAL ID:201802283392054129   整理番号:18A0353374

HLA-DRによる柔軟なペプチド認識は自己免疫性甲状腺炎と糖尿病における特異的自己免疫T細胞応答を誘発する【Powered by NICT】

Flexible peptide recognition by HLA-DR triggers specific autoimmune T-cell responses in autoimmune thyroiditis and diabetes
著者 (5件):
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巻: 76  ページ: 1-9  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0754A  ISSN: 0896-8411  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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多腺性自己免疫症候群3変異体(APS3v)は同じ個体内の自己免疫性甲状腺炎(AITD)と1型糖尿病(T1D)の同時発生を意味する。HLAクラスIIはAPS3vに最も強い感受性を付与する。APS3vの素因となることをHLA-DRポケット(APS3v HLA-DRポケット)のユニークなアミノ酸シグネチャを同定した。甲状腺および膵島ペプチドはユニークなAPS3v HLA-DRポケットにより提示された,AITD+T1Dを誘発できることを仮定した。この仮説を試験するために,APS3v HLA-DRポケットに結合する能力のため,ランゲルハンス氏島と甲状腺ペプチドをスクリーニングした。すべての可能なチログロブリン(Tg),甲状腺刺激ホルモン受容体(TSHR),甲状腺ペルオキシダーゼ(TPO),インスリン(Ins),グルタミン酸デカルボキシラーゼ65(GAD65)ペプチドの仮想スクリーニングは,このユニークなポケットに結合する36のペプチドを同定した。バキュロウイルス生産された組換APS3v HLA-DRを用いたin vitro結合アッセイは高親和性で結合することを11甲状腺/島ペプチド(予測された36バインダの)を同定した。APS3v HLA-DRポケットを持つヒト化HLA-DR3マウスを免疫することにより,抗原提示細胞による提示し,T細胞応答を顕在化させた4ペプチド(Tg.1571, GAD.492, TPO.758, TPO.338)を同定した。甲状腺および膵島ペプチドはこの柔軟なAPS3v HLA-DRポケットに結合し,甲状腺とすい島特異的T細胞応答を誘導することができると結論した。これらの知見は,この遺伝的HLA-DRポケット変異体を有する患者におけるAPS3vの治療あるいは予防のための精密医療アプローチとしてAPS3v HLA-DRポケットの特異的阻害剤を開発するための段階を設定した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
分類
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内分泌系の基礎医学  ,  代謝異常・栄養性疾患一般  ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患一般 

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