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J-GLOBAL ID：201802283457811624   整理番号：18A1645665

泥炭中の炭水化物,リグニン及び脂質の分析のための熱化学分解と古典的化学分解及び抽出法の比較【JST・京大機械翻訳】

Comparison of thermochemolysis and classical chemical degradation and extraction methods for the analysis of carbohydrates, lignin and lipids in a peat bog

著者 (2件)： Younes K. (Universite de Poitiers, IC2MP, UMR CNRS 7285, 4 rue Michel Brunet, TSA51106, 86073 Poitiers Cedex 9, France) ,  Grasset L. (Universite de Poitiers, IC2MP, UMR CNRS 7285, 4 rue Michel Brunet, TSA51106, 86073 Poitiers Cedex 9, France)
資料名： Journal of Analytical and Applied Pyrolysis  (Journal of Analytical and Applied Pyrolysis)
巻： 134  ページ： 61-72  発行年： 2018年 
JST資料番号： B0809A  ISSN： 0165-2370  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Sagnes泥炭湿原(Limomosin,フランス)からの100cmの深さの泥炭コアにおける主な生体分子ファミリー(リグニン,炭水化物および脂質)の分析に使用された異なる技術からの公表されたデータを比較した。水酸化テトラメチルアンモニウムを用いた熱化学分解を,リグニン(CuO-NaOH酸化)および炭水化物(HClによる酸加水分解)に対する古典的化学分解法および脂質に対するBlliおよびDyer抽出法と比較した。方法間で観察された差異は,各方法に含まれる異なる分解機構によるものであった。リグニンに対して,熱化学分解中のβO4アリールエーテル結合の選択的開裂により,泥炭コアの最も深い部分におけるより酸化/分解されたリグニンプールの同定が可能になった。炭水化物については,遊離(または末端)炭水化物を検出するための熱化学分解の能力は,3つの異なる泥炭層の間の界面での微生物寄与の増加を示した。地下水面の変動が起こる層は中間層である。そして,地下水面下に永久的にある泥炭の底層である。脂質画分については,熱化学分解は,微生物再加工によりより影響される脂質プールを明らかにした。これらの結果は,使用した技術に依存して,分解または汚染源の程度の解釈が異なる可能性があることを意味している。したがって,TMAH熱化学分解は,分析の補完的な方法として利用され,追加の分子データを提供し,泥炭湿原における有機物の性質と堆積過程のより良い理解に寄与する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *脂質 ,  微生物 ,  酸化 ,  汚染源 ,  底層 ,  再加工 ,  *泥炭 ,  フランス共和国 ,  界面 ,  *リグニン ,  塩酸
準シソーラス用語： 中間層 ,  酸加水分解 ,  泥炭地 ,  *熱化学 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 熱化学分解 ,  TMAH ,  泥炭 ,  炭水化物 ,  リグニン ,  脂質

分類 (1件)： 分解反応  (CF02080P)

タイトルに関連する用語 (9件)： 泥炭 ,  炭水化物 ,  リグニン ,  脂質 ,  分析 ,  熱化学 ,  分解 ,  化学 ,  抽出法