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J-GLOBAL ID：201802283516792168   整理番号：18A0753226

脊髄性筋萎縮症の異常興奮性における過分極活性化環状ヌクレオチドゲート電流の増加【JST・京大機械翻訳】

Increase of hyperpolarization-activated cyclic nucleotide-gated current in the aberrant excitability of spinal muscular atrophy

著者 (4件)： Lai Hsing-Jung (Department of Neurology, National Taiwan University Hospital and National Taiwan University College of Medicine, Taipei, Taiwan) ,  Lai Hsing-Jung (Institute of Physiology, National Taiwan University, Taipei, Taiwan) ,  Chen Chien-Lin (Department of Neurology, National Taiwan University Hospital and National Taiwan University College of Medicine, Taipei, Taiwan) ,  Tsai Li-Kai (Department of Neurology, National Taiwan University Hospital and National Taiwan University College of Medicine, Taipei, Taiwan)
資料名： Annals of Neurology  (Annals of Neurology)
巻： 83  号： 3  ページ： 494-507  発行年： 2018年 
JST資料番号： T0008A  ISSN： 0364-5134  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 【目的】脊髄筋萎縮症(SMA)の病態生理学はまだ不明である。【方法】SMA患者における神経興奮性試験およびSMAのマウスモデルを,結節および節間電流の病態生理学を調査するために実施し,そして,定量的PCR,ウェスタンブロット法および全細胞パッチクランプ記録を,同定された仮説のために使用した。【結果】SMA患者における神経興奮性試験は,電流-閾値関係における内向き整流の増加を示し,過分極閾値電気緊張の後にオーバーシュートを増加させた。それは,過分極-活性化環状ヌクレオチド-ゲート(HCN)電流の増加を示す。これらの所見は疾患重症度と相関した。電流-閾値関係における内向き整流の増加は,軽度SMAのマウスモデルにおいて再現性があり,異常は複合運動活動電位振幅の低下に先行した。さらに,脊髄組織の定量的PCRおよび脊髄および坐骨神経のウェスタンブロット法は,SMAマウスにおけるHCN1およびHCN2発現の増加を示し,SMAマウスからの解離脊髄運動ニューロンにおける電位固定記録も,増加したHCN電流密度を示した。HCNチャンネル遮断薬ZD7288による治療は,初期死亡率を低下させ,運動機能を改善し,重症SMAのマウスモデルにおいて神経筋接合構造を回復させた。結論:本研究は,増加したHCN電流がSMAの病態生理学の基礎となり,SMA治療のための新しい非SMN標的となり得ることを示す。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *過分極 ,  病態生理 ,  定量的PCR法 ,  活動電位 ,  患者 ,  治療法 ,  ウェスタンブロット法 ,  *脊髄 ,  *電流 ,  パッチクランプ法 ,  *環状ヌクレオチド ,  *興奮
準シソーラス用語： マウスモデル ,  神経 ,  *脊髄性筋萎縮症 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 神経系の疾患  (GN03000O) ,  生物学的機能  (EB03040U)

タイトルに関連する用語 (6件)： 脊髄性筋萎縮症 ,  興奮性 ,  過分極 ,  活性化 ,  環状ヌクレオチド ,  ゲート電流