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J-GLOBAL ID：201802283650560100   整理番号：18A1777700

出芽酵母Saccharomyces cerevisiaeにおける有機セレン化合物の生体内変化【JST・京大機械翻訳】

Biotransformation of organic selenium compounds in budding yeast, Saccharomyces cerevisiae

著者 (4件)： Ogra Yasumitsu (Laboratory of Toxicology and Environmental Health, Graduate School of Pharmaceutical Sciences, Chiba University, 1-8-1 Inohana, Chuo, Chiba 260-8675, Japan. [e-mail]) ,  Shimizu Maya ,  Takahashi Kazuaki ,  Anan Yasumi
資料名： Metallomics  (Metallomics)
巻： 10  号： 9  ページ： 1257-1263  発行年： 2018年 
JST資料番号： W2338A  ISSN： 1756-5901  CODEN： METAIR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： セレン(Se)は酵母成長に必須ではないが,無機Se種をセレノメチオニン(SeMet)のような有機セレン化合物に変換する代謝能力を有する。無機Se種の代謝は良く議論されているが,有機セレン化合物が酵母でどのように代謝されるかを明らかにする研究はない。本研究の目的は酵母における有機Se種の特異的代謝経路を示すことであった。メチル-2-acetamido-2-デオキシ-1-セレノ-β-D-ガラクトピラノシド(SeSug1,セレノ糖1),メチル-2-acetamido-2-デオキシ-1-セレノ-β-D-グルコピラノシド(SeSug2,セレノ糖2),トリメチルセレノニウムイオン(TMSe),Se-メチルセレノシステイン(MeSeCys)及びSeMetのような,動物,植物及び微生物により生産されたセレン代謝産物に曝露された出芽酵母Saccharomyces cerevisiaeにおけるセレン代謝産物のスペシエーション分析を行った。4種のセレン代謝産物,SeSug1,SeSug2,SeMet及びMeSeCysは酵母においてSeMetに一般的に代謝された。酵母はTMSeを組み込むことができたが,それを代謝できなかった。MeSeCys及びセレノ糖は植物及び動物における主要なセレン代謝産物であるので,酵母は生態系において他の生物により生産されるセレン代謝産物からSeMetとしてSeを回収するのに有用である。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 微生物 ,  *セレン ,  動物 ,  *酵母 ,  代謝 ,  代謝産物 ,  *有機セレン化合物 ,  *生体内変化 ,  代謝経路 ,  *Saccharomyces cerevisiae ,  生態系
準シソーラス用語： スペシエーション分析 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (4件)： 植物の生化学  (EH01050J) ,  動物の代謝と栄養一般  (EJ02031R) ,  外来物質の代謝と生体内変換  (EJ02037P) ,  金属及び金属化合物の毒性  (GZ02022V)

タイトルに関連する用語 (4件)： 出芽酵母 ,  Saccharomyces ,  有機セレン化合物 ,  生体内変化