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J-GLOBAL ID:201802283823061983   整理番号:18A1153817

Nemopilema nomurai由来のクラゲ毒フィブリン(グリコーゲン)分解酵素のin vitro特性化【JST・京大機械翻訳】

In vitro characterization of jellyfish venom fibrin(ogen)olytic enzymes from Nemopilema nomurai
著者 (10件):
資料名:
巻: 23  号:ページ: 35  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7331A  ISSN: 1678-9199  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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【背景】クラゲは,ヒトにおける中毒を誘発することができ,それらは有害生物と考えられている。それらの毒素の影響は懸念事項であるが,毒成分,生物学的活性および病理学的機構に関する情報はまだ少ない。したがって,本研究の目的は,Nemopilema nomuraiクラゲ毒(NNV)のセリンプロテアーゼ成分を調査し,その特性を明らかにすることであった。【方法】NNVの線維素溶解活性とセリンプロテアーゼの間の関係を測定するために,メタロプロテアーゼとセリンプロテアーゼ阻害剤を用いてフィブリンザイモグラフィーを実施した。NNVのセリンプロテアーゼの生化学的特性化を,アミド分解アッセイにより測定した。線維素溶解活性を有する画分をDEAE陽イオン交換カラムによって得た。【結果】NNVは約70,35,30,および28kDaの分子量で線維素溶解活性を示した。NNVの線維素溶解活性は,原型セリンプロテアーゼ阻害剤,フェニルメチルスルホニルフルオリドにより完全に阻害された。様々な種類のセリンプロテアーゼに特異的な発色基質を用いたアミド分解アッセイに基づいて,NNVは主にキモトリプシン様特徴を示した。その活性は低pH(<6)および高温(>37°C)で完全に除去された。いくつかの金属イオン(Co2+,Cu2+,Zn2+およびNi2+)はその線維素溶解活性を強く抑制したが,他の(Ca2+およびMg2+)はそうではなかった。NNVからのフィブリン分解活性を有するセリンプロテアーゼの単離は,p3のみが線維素溶解活性を示し,それはPMSFにより完全に阻害されることを明らかにした。結論:本研究はN.nomuraiクラゲ毒が線維素溶解活性を有するキモトリプシン様セリンプロテアーゼを有することを示した。このような情報は,将来における血栓症に対する治療的可能性を有するクラゲの静脈内投与および薬理学的薬剤の臨床管理の開発に有用である可能性がある。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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酵素一般 
引用文献 (37件):
  • Mar Pollut Bull; Jellyfish blooms in China: dominant species, causes and consequences; Z Dong, D Liu, JK Keesing; 60; 7; 2010; 954-963; 10.1016/j.marpolbul.2010.04.022; CR1;
  • Intern Emerg Med; Jellyfish envenomation in an ocean swimmer; J Fu, K Koo, AX Sang, DC Shisler; 9; 1; 2014; 103-104; 10.1007/s11739-013-1004-0; CR2;
  • Curr Biol; Jellyfish overtake fish in a heavily fished ecosystem; CP Lynam, MJ Gibbons, BE Axelsen, CA Sparks, J Coetzee, BG Heywood; 16; 3; 2006; R492-R493; 10.1016/j.cub.2006.06.018; CR3;
  • Toxicon; The in vivo cardiovascular effects of box jellyfish Chironex fleckeri venom in rats: efficacy of pre-treatment with antivenom, verapamil and magnesium sulphate; S Ramasamy, GK Isbister, JE Seymour, WC Hodgson; 43; 6; 2004; 685-690; 10.1016/j.toxicon.2004.02.024; CR4;
  • Toxicon; Cyanea capillata Tentacle-only extract as a potential alternative of nematocyst venom: its cardiovascular toxicity and tolerance to isolation and purification procedures; L Xiao, Q He, Y Guo, J Zhang, F Nie, Y Li; 53; 1; 2009; 146-152; 10.1016/j.toxicon.2008.10.023; CR5;
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