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J-GLOBAL ID:201802283917567652   整理番号:18A0276771

経口マルチキナーゼ阻害剤,Lenvatinib関連高血圧症:血管内皮機能障害の潜在的役割【Powered by NICT】

Lenvatinib, an oral multi-kinases inhibitor, -associated hypertension: Potential role of vascular endothelial dysfunction
著者 (15件):
資料名:
巻: 260  ページ: 116-120  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0599B  ISSN: 0021-9150  CODEN: ATHSBL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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経口マルチキナーゼ阻害剤であるレンバチニブ(Lenvima~)は分化した甲状腺癌(DTC)の治療に有効である。レンバチニブの重篤有害事象は高血圧であり,抗癌治療としてのその使用を制限している。高血圧の病因は一般的に血管内皮成長因子(VEGF)阻害後の窒素酸化物(NOx)産生の減少に起因する微小血管床減少と末梢血管抵抗の増加が関与すると考えられているが,実際の患者における血管内皮機能に対する高血圧の影響は不明のままである。レンバチニブは血管内皮機能にどのように影響するか検討した。心臓血管薬しなかった十人のDTC患者は経口1日1回24mgレンバチニブを投与した。EndoPAT2000~系を用いて,反応性充血末梢動脈圧測定(RH PAT)を用い,RH PAT指標(RHI)に基づいて血管内皮機能を評価した。%RHI,前処理レベルと比較して変化を示す結果を発現した。さらに,術前・後処理を血清NOxと血漿VEGF濃度を測定した。レンバチニブで治療した患者の全ては,有意な高血圧を示した。%RHIレベルはレンバチニブ処理後の日を有意に減少した。さらに,血清NOxと血漿VEGF濃度は減少し,増加した,前処理レベルと比較した。これらの結果は,レンバチニブにより誘導された高血圧は一酸化窒素産生の減少による,VEGF阻害と血管内皮機能の結果である可能性があることを示した。レンバチニブはヒト被験者における血管内皮機能障害を介して高血圧を引き起こすことを初めて実証した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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循環系の基礎医学  ,  循環系の疾患 
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