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J-GLOBAL ID:201802283946507546   整理番号:18A0276286

実験的に変形した氷中の円錐布へのクラスタからの応力転移【Powered by NICT】

The down-stress transition from cluster to cone fabrics in experimentally deformed ice
著者 (3件):
資料名:
巻: 471  ページ: 136-147  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0688A  ISSN: 0012-821X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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多結晶氷1hの塑性変形中に,氷結晶は転位滑り,主に底面滑り系による結晶学的に整列してくる。このような結晶学的優先配向(CPO)は,氷の粘性異方性を紹介し,氷河と氷床の流れの運動学に強く影響する。二つの重要な機構はCPOに異なる制御を発揮する。軸方向圧縮では,格子回転により支配され再結晶が圧縮に平行なc軸のクラスターを生じ,粒界移動(GBM)によって支配される再結晶が圧縮に平行な円錐軸をもつc軸の円錐形分布が得られた。CPO形成のこれらの支配的機構間の遷移は十分に定量化されていない。本研究では,この遷移は応力とともにどのように変化するか調べた。氷変形実験は比較的高応力での試料の破壊を防止するための高圧ガス媒質装置を用いて行った。試料は~ 10°Cの温度と10MPaの閉じ込め圧力で一軸圧縮変形させた。平均粒径~0.23mmまたは~0.63mmのいずれかの開始を用いて作製された氷試料は各範囲1.2×10 6~2.4×10 4 1の名目上一定の歪速度で~0.2の軸方向歪まで変形させ,1.17~4.31MPaの流れ応力を得た。高品質電子後方散乱回折が異なる応力で形成された結晶粒サイズ,形状,亜結晶粒構造,およびCPOを明らかにした。全ての変形した試料を円錐に集中しc軸との強い,非ランダムCPOを有していた。円錐角とCPO強度は応力の増加と共に減少することを観察した。応力が増加するとき,高度に湾曲したまたはローブ状粒界を伴う結晶粒の分率は減少し,直線状粒界を持つ多角形結晶粒の分率は増加した。これらの観察に基づいて,CPO形成の支配的機構の遷移を,GBM,低応力で低Schmid因子を有する結晶粒を消費するから,主に底面滑り系上の滑りによる格子回転,高応力での短縮方向に平行に回転するc軸起こす応力増加とともに起こることを提案した。ストレス(本研究)及び温度(将来の研究)の関数としてコーン(GBM支配)CPOへのクラスタ(回転支配)からの遷移のマッピング,で形成されたCPOの基本的理解,氷河学的応力と温度に対してロバストで外挿することができる。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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地球内部物理学一般  ,  第四紀 
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