抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
・佐賀駅の開設と変容を回顧。
・今日のJR常磐線田端-土浦間は日本鉄道土浦線として,1896年12月開業。当時,佐貫駅はまだ存在せす,迂回が必要な龍ケ崎町(現龍ケ崎市)は同線と離れたところに位置。鉄道への忌避は殆どが伝承で実態なし。
・龍ケ崎町への初の導入計画は,1895年10月に日本鉄道土浦線相馬町(藤代駅)-龍ケ崎間5哩の馬車鉄道で敷設。本計画は,藤代駅を起点に龍ケ崎町に至る路線として,佐貫以東はほぼ現関東鉄道竜ヶ崎線と同一コースで1897年6月に特許を取得。
・1899年4月佐貫-龍ケ町間の鉄道敷設に免許。龍ケ崎鉄道側の工事,開通も佐貫駅開設も遅延。結局,1900年8月に田端起点45.9km地点へ日本鉄道,龍ケ崎鉄道の佐貫駅と龍ケ崎までの4.5kmが同時開業。
・佐貫駅は,その後も長く龍崎鉄道(現関東鉄道竜ヶ崎線)乗換駅としての役割が増大。
・常磐線佐貫駅の性格は,1960年代以降の駅勢圏内での大団地建設や大学誘致等で大きく変化。乗降客数激増で駅舎も1985年に橋上駅化され,2016年度乗客数は県内常磐線各駅では第5位に発展。