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J-GLOBAL ID:201802284021716373   整理番号:18A0531409

チャイロマルハタ(Epinephelus coioides)由来のFADDの分子クローニングと特性化【Powered by NICT】

Molecular cloning and characterization of FADD from the orange-spotted grouper (Epinephelus coioides)
著者 (8件):
資料名:
巻: 74  ページ: 517-529  発行年: 2018年 
JST資料番号: W1617A  ISSN: 1050-4648  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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死ドメイン(FADD)を有するFas関連蛋白質は主要な細胞死受容体により仲介されるアポトーシスシグナルを伝達する重要なアダプター蛋白質である。細胞死の基本的な手段であることに加えて,FADDは,増殖,細胞周期進行,腫瘍発生,炎症,自然免疫,およびオートファジーに関与している。本研究では,チャイロマルハタ(Epinephelus coioides)由来のFADDホモログ(EcFADD)をクローン化し,魚免疫におけるその可能な役割を解析した。EcFADDの完全長c DNAは808塩基対(bp),推定分子量21.81kDaの190アミノ酸蛋白質をコードする573bpのオープンリーディングフレームを含んでいた。定量的リアルタイムポリメラーゼ連鎖反応分析により,EcFADDは試験した全ての組織に分布していたことを示した。シンガポールハタイリドウイルス(SGIV)またはポリイノシン-ポリシチジル酸(ポリ[I:C])で誘発された時,E.coioidesのひ臓におけるEcFADDの発現は特異的にアップレギュレーションされた。EcFADDはハタひ臓における細胞質と核(GS)とファットヘッドミノー(FHM)上皮細胞の両方で豊富に分布した。EcFADDの過剰発現は,SGIV感染と複製とSGIV誘導アポトーシスを阻害した。抗ウイルスと抗アポトーシス活性を達成するために,FADDは抗ウイルスIFNシグナル伝達経路におけるインターフェロン刺激応答要素(ISRE)とI型インターフェロン(IFN)遺伝子の活性化を促進し,p53アポトーシス関連転写因子の活性化を阻害した。著者らの結果は,FADDを特性化だけでなく,新しい免疫機能とFADDはウイルス感染とウイルス誘導アポトーシスに応答する分子機構を明らかにした。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (4件):
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感染免疫  ,  魚類以外の水産動物  ,  生体防御と免疫系一般  ,  免疫反応一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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