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J-GLOBAL ID:201802284026529450   整理番号:18A0478914

ヒスタミンによる肝アポリポ蛋白質A-I遺伝子発現の阻害【Powered by NICT】

Inhibition of hepatic apolipoprotein A-I gene expression by histamine
著者 (7件):
資料名:
巻: 823  ページ: 49-57  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0841A  ISSN: 0014-2999  CODEN: EJPHAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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肝アポリポ蛋白質A-I(アポA-I)発現を変化させる薬物を同定するための最近の高スループット解析では,ヒスタミン受容体1(H_1)きっ抗薬は強力なアポA1誘導薬として出現した。このように本研究は,アポAI産生に及ぼす抗ヒスタミン薬の効果の基礎となる分子機構のいくつかを同定するために行った。アポA-Iレベルは酵素イムノアッセイとウェスタンブロットにより測定した。アポA-I mRNAレベルを,内部制御としてグリセルアルデヒド-3-ホスファートデヒドロゲナーゼ(GAPDH)mRNAを用いた逆転写リアルタイムPCRにより測定した。アポA-I遺伝子に及ぼすヒスタミンと抗ヒスタミン薬の効果は,アポA-I遺伝子プロモーターを含むプラスミドの一過性トランスフェクションにより決定した。ヒスタミンは抑制されたが,(H_1)受容体拮抗薬であるアゼラスチンは用量依存的に48時間以内にアポA-I蛋白質およびm RNAレベルを増加させた。アゼラスチンとヒスタミンは,それぞれ,ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体α応答要素を介してアポA 1遺伝子プロモーター活性を増加させ,抑制した。フェキソフェナジン,セチリジン,及びジフェンヒドラミンを含む他のH_1受容体きっ抗薬によるH epG2細胞の処理は,用量依存的にアポA-Iレベルを増加させたシメチジン,ファモチジン,及びラニチジンを含むH_2受容体アンタゴニスト処理は影響しなかった。H_1受容体シグナル伝達はアポA1遺伝子発現の新規経路であり,従って,de novoアポA1合成を増強するための重要な治療標的となる可能性があると結論した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
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外皮作用薬の基礎研究  ,  ヒスタミン薬・抗ヒスタミン薬の基礎研究  ,  呼吸器の基礎医学  ,  たんでき性鎮痛薬・麻薬の基礎研究 
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