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J-GLOBAL ID：201802284055213558   整理番号：18A0157071

オートファジーと酸化ストレスとのクロストークは機械的換気中の横隔膜における蛋白質分解を調節する【Powered by NICT】

Crosstalk between autophagy and oxidative stress regulates proteolysis in the diaphragm during mechanical ventilation

著者 (10件)： Smuder Ashley J. (Department of Exercise Science, University of South Carolina, Room 227, 921 Assembly St, Columbia, SC 29208, United States) ,  Sollanek Kurt J. (Department of Kinesiology, Sonoma State University, Rohnert Park, CA 94928, United States) ,  Nelson W. Bradley (Department of Natural Sciences, Ohio Dominican University, Columbus, OH 43219, United States) ,  Min Kisuk (Department of Pharmacology, Yale University, New Haven, CT 06520, United States) ,  Talbert Erin E. (Department of Molecular Virology, Immunology and Medical Genetics, Ohio State University, Columbus, OH 43210, United States) ,  Kavazis Andreas N. (School of Kinesiology, Auburn University, Auburn, AL 36849, United States) ,  Hudson Matthew B. (Department of Kinesiology and Applied Physiology, University of Delaware, Newark, DE 19716, United States) ,  Sandri Marco (Department of Biomedical Science, University of Padova, Padova, Italy) ,  Szeto Hazel H. (Department of Pharmacology, Weill Cornell Medical College, New York, NY 10021, United States) ,  Powers Scott K. (Department of Applied Physiology and Kinesiology, University of Florida, Gainesville, FL 32611, United States)
資料名： Free Radical Biology & Medicine  (Free Radical Biology & Medicine)
巻： 115  ページ： 179-190  発行年： 2018年 
JST資料番号： D0414C  ISSN： 0891-5849  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 機械換気(MV)は人工呼吸器による横隔膜機能不全(VIDD)の急速な発展をもたらした。VIDDの原因となる機構は完全には理解されていないが,最近のデータは,長期MVは横隔膜における自食作用,細胞反応性酸素種(ROS)産生増加の結果として起こる可能性があることを活性化することを明らかにした。ゆえに我々は,(1)加速されたオートファジーはVIDDへの重要な寄与因子であるという仮説をテストした。および(2)酸化ストレスは横隔膜におけるオートファジー遺伝子の発現を増加させるために必要であることを示した。著者らの知見は,ラット横隔膜におけるオートファジーの標的阻害は,MV誘導筋萎縮および収縮不全を防止することを明らかにした。これら動物におけるVIDDの減衰は抗酸化カタラーゼの増加した横隔膜濃度の結果として生じ,ミトコンドリアROS放出,カルパインとカスパーゼ-3の活性の低下に相当することを減少させた。増加したROS産生は横隔膜におけるオートファジーバイオマーカーのアップレギュレーションに必要であるかどうかを決定するため,MV中のミトコンドリア標的ペプチドSS31を投与したラット。本研究からの結果はMV中の横隔膜におけるミトコンドリアROS産生が重要なオートファジー遺伝子(すなわちLC3,Atg7,Atg12,ベクリン1とp62)の発現増加と同様に,カテプシンLの活性増加に必要であることを示した。まとめると,これらのデータは,オートファジーがVIDDに必要であることを,およびオートファジー阻害はMV誘導横隔膜ROS産生を減少させ,正のフィードバックループを抑制する自食作用の増加が酸化ストレスによって促進され,ROSと自食作用の更なる増加をもたらしている,ことを明らかにした。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： ミトコンドリア ,  遺伝子 ,  筋萎縮症 ,  アップレギュレーション ,  酸化防止 ,  カルパイン ,  *酸化ストレス ,  ペプチド ,  *タンパク質分解 ,  *横隔膜 ,  *オートファジー ,  カタラーゼ ,  機能障害
準シソーラス用語： ベクリン1 ,  カスパーゼ3 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： ダイヤフラム ,  オートファジー ,  酸化ストレス ,  呼吸 ,  抗酸化剤 ,  ミトコンドリア

分類 (1件)： 細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (7件)： オートファジー ,  酸化ストレス ,  クロストーク ,  換気 ,  横隔膜 ,  蛋白質分解 ,  調節