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J-GLOBAL ID:201802284164111658   整理番号:18A1261401

薄い除去可能な部分義歯への応用のための選択レーザ溶融Co-Cr金属-セラミック合金の機械的性質に及ぼす二つの熱処理の影響【JST・京大機械翻訳】

Effect of two heat treatments on mechanical properties of selective-laser-melted Co-Cr metal-ceramic alloys for application in thin removable partial dentures
著者 (4件):
資料名:
巻: 119  号:ページ: 1028.e1-1028.e6  発行年: 2018年 
JST資料番号: E0704C  ISSN: 0022-3913  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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熱処理を用いて,変形を避けるために選択的レーザ融解(SLM)により作製した合金の残留応力を低減した。Co-Cr金属-セラミック合金を用いて,SLMにより同じ基板上に金属-セラミック修復および除去可能部分義歯(RPDs)を作製した。優れた機械的性質を持つ金属-セラミック修復とRPDの作製を可能にする熱処理を評価する必要がある。このin vitro研究の目的は,薄いRPDの作製を意図したSLM Co-Cr金属-セラミック合金の機械的性質に及ぼす2つの熱処理の影響を決定することであった。鋳造金属-セラミックス(C-MCグループ),RPD合金(C-RPDグループ),およびSLM Co-Cr金属-セラミック合金を用いて,引張棒を製造した。SLM試料を2つの異なる熱処理,880°CでのL1および1100°CでのL2に曝し,さらにサブグループ(L1-MC,L1-RPD,L2-MCおよびL2-RPD)に分割した。36の引張試験片を,C-RPD,L1-RPD,およびL2-RPD(臨床使用のための模擬部分義歯合金)およびC-MC,L1-MC,およびL2-MC(模擬金属-セラミック合金)で調製した。C-MC,L1-MCおよびL2-MCグループ(n=6)において,18の金属-セラミック結合強度試験片を調製した。万能試験機を用いて引張試験と3点曲げ試験を行った。L2-RPD引張棒の破面を走査電子顕微鏡を用いて調べた。Student t検定(α=.05)を統計解析に用いた。L1-MCとC-MCの結合強度の間に有意差は観察されなかった(P=.74)か,L2-MCとC-MCのそれらの間には有意差は観察されなかった(P=.124)。すべてのSLM試料の0.2%の降伏強度(σ_0.2)と伸びは,ISO 22674:2016で規定されたように薄いRPDsの製造に必要な最小要件を超えていた。L1-MCとL2-MCのσ_0.2値は,C-MCのそれより著しく高かった。σ_0.2値における有意差は,3つのRPD群,L1-RPD>L2-RPD>C-RPDの間で見つかった。伸びについては,3つの群,L2-RPD>C-RPD>L1-RPDの間に有意差が見られた。L2-RPDの破面は,融合欠陥を有する明瞭なサブミクロスケールディンプルを示した。Co-Cr金属被覆とRPDフレームワークを同時にSLMを用いて同じ基板上に作製したとき,1100°Cでの熱処理は,歯科補綴に必要な靭性を考慮して,残留応力を解放するために880°Cよりも適切であることが分かった。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
機械的性質  ,  歯科材料  ,  機械的性質  ,  凝固 

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