Morinda lucida Benth.からの二次代謝産物の抗マラリア相乗作用【Powered by NICT】

Chithambo Bertha; Noundou Xavier Siwe; Krause Rui W.M.

文献

J-GLOBAL ID：201802284266155454 整理番号：18A0351830

Morinda lucida Benth.からの二次代謝産物の抗マラリア相乗作用【Powered by NICT】

Anti-malarial synergy of secondary metabolites from Morinda lucida Benth

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巻： 199 ページ： 91-96 発行年： 2017年
JST資料番号： T0042A ISSN： 0378-8741 CODEN： JETHDA 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

Morinda lucidaの根,茎と葉は児出生中の異なるタイプの黄熱,マラリア,トリパノソーマ症および発熱条件を含む熱のに対する治療としてのいくつかのアフリカ諸国で使用されている。M.lucidaの幹樹皮の抽出物のin vitro細胞毒性と抗マラリア活性を決定するために,この活性の原因である可能性があることを抽出物中の二次代謝産物を同定した。粗抽出物[ジクロロメタン(DCM):比1:1(v/v)におけるメタノール(MeOH)]ならびに同じ抽出物から単離した化合物の細胞毒性試験はヒト子宮頚部腺癌細胞(HeLa細胞)を用いて行った。同じ試料の抗マラリア活性は寄生虫乳酸デヒドロゲナーゼ(p LDH)アッセイを用いたPlasmodium falciparum株3D7に対して行った。質量分析(MS),Fourier変換赤外分光法(FTIR)だけでなく1D-及び2D核磁気共鳴(NMR)分析は,単離した二次代謝産物の特性化と同定に用いたが活性化合物の分離は,クロマトグラフィー技術(カラムと薄層クロマトグラフィー)を用いて行った。粗抽出物のpLDHと細胞毒性アッセイおよびM.lucidaの比率は,幾つかの画分は100μg/mLでマラリア寄生虫生存率を約50%減じ,それらは有意に細胞毒性ではなかったことを示した。粗抽出物で行われたIC_50は25μg/mLの値を与えた。細胞毒性試験における粗抽出物の%の細胞生存率は100%であった。七化学成分すなわちアスペルロシド(1),アスペルロシド酸(2),スチグマステロール(3a),β-シトステロール(3b),シクロアルテノール(3c),カンペステロール(3D)と5,15 O ジメチルモリンドール(4)は幹樹皮のMeOH抽出物から単離した。試験した単離化合物は,20μMで個別自身による活性を示さなかったが,単離した化合物を組み合わせた場合,それらの活性は増加した。化合物2,3および4(%の生存率:それぞれ93と123と101)を組み合わせて17μMのIC_50値を得た時に見られる。,これはM.lucidaから単離した化合物1 2 3c,3d及び4の最初の報告である。粗抽出物は,P.falciparumの成長を完全に抑制した。これは粗抽出物は相乗的に作用していると思われることを多くの化合物を含むことを示した。粗抽出物の観察された活性と異なる化合物の混合物を含む試料は,マラリアの治療のためのM.lucidaの伝統的な使用を支持している。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

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植物の生化学 , 生薬の薬理の基礎研究 , 生薬一般 , 有機化合物のクロマトグラフィー,電気泳動分析 , 有機化合物の各種分析

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