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J-GLOBAL ID:201802284306436467   整理番号:18A0783912

結腸直腸癌における化学療法応答のための予測DNAメチル化バイオマーカーの同定【JST・京大機械翻訳】

Identification of Predictive DNA Methylation Biomarkers for Chemotherapy Response in Colorectal Cancer
著者 (7件):
資料名:
巻:ページ: 47  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7091A  ISSN: 1663-9812  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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5-フルオロウラシル(5-FU)に対する抵抗性は,結腸直腸癌(CRC)の治療成功に対する主要な障害であり,再発リスクの増加をもたらす。DNAメチル化は再発性疾患の基礎となる機構の一つとして示唆されており,薬物耐性の発達への寄与は明らかにされていない。本研究は,化学療法応答の予測マーカーの同定のためのCRCにおけるメチル化表現型を決定することを目的とした。著者らは,Illumina Infinium HumanMylation450 Beadchip分析を用いて,43の非再発性および5つの再発性CRC患者に関するDNAメチル化プロファイリングを実行した。さらに,異なる遺伝的背景を有するCRC細胞,5-FUに対する反応およびグローバルメチル化レベル(HT29およびSW48)を5-FUおよびDNAメチル化阻害剤5-アザ-2′-デオキシシチジン(5-azadc)で処理した。これらの2つの薬物クラスの細胞生存性と全体的メチル化プロファイルに対する特異性と複合効果を調べた。臨床標本に関する著者らのゲノムワイドメチル化研究は,再発性CRCsが非再発性CRCsと比較してより高いメチル化レベルを示すことを示した。4787の有意差メチル化遺伝子(P<0.05)を同定した。1112個の遺伝子は過剰であったが,1675個の遺伝子は非再発と比較して再発群で低メチル化された。有意に高メチル化および低メチル化遺伝子の58および47は,≧20%の絶対再発/非再発メチル化差を有する。過剰メチル化遺伝子の大部分はアポトーシスの重要な調節因子であるMAPKシグナル伝達経路に関与していたが,低メチル化遺伝子はPI3K-AKTシグナル伝達経路と増殖過程に関与していた。また,5-azadc処理は5-FUに対する応答を増強し,高メチル化細胞系SW48において5-FU単独と比較して有意な増殖阻害をもたらすことを示した。結論として,著者らは,おそらく化学耐性を有する患者に対する新しい潜在的治療標的として役立つ可能性がある再発性CRCsにおける5つの潜在的に生物学的に重要な遺伝子の証拠を見出した。CRCにおけるCCNEI,CCNDBP1,PON3,DDX43及びCHL1の異常メチル化はCRCの再発と関連し,5-FU感受性の5-azadC仲介回復はMAPKシグナル伝達経路により少なくとも部分的に仲介されると仮定した。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  抗腫よう薬の基礎研究  ,  消化器の腫よう 

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