文献

J-GLOBAL ID：201802284322086556   整理番号：18A0571274

ウイルス感染時のポリ塩化ビフェニルによるマイクロRNA-155とその転写因子NF-κBの調節解除【Powered by NICT】

Deregulation of microRNA-155 and its transcription factor NF-kB by polychlorinated biphenyls during viral infections

著者 (3件)： Waugh Courtney A. (Environmental Toxicology, Department of Biology, Faculty of Natural Sciences, Norwegian University of Science and Technology, Trondheim, Norway) ,  Arukwe Augustine (Environmental Toxicology, Department of Biology, Faculty of Natural Sciences, Norwegian University of Science and Technology, Trondheim, Norway) ,  Jaspers Veerle L. B. (Environmental Toxicology, Department of Biology, Faculty of Natural Sciences, Norwegian University of Science and Technology, Trondheim, Norway)
資料名： APMIS  (APMIS)
巻： 126  号： 3  ページ： 234-240  発行年： 2018年 
JST資料番号： D0486D  ISSN： 0903-4641  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： と類似した環境汚染物質,ポリ塩化ビフェニル(PCBs)は1970年代以降のウイルス流行と増加したウイルス誘導死亡率と関連している。しかしこの増加した感受性の背後にあるメカニズムは不明のままである。最近,先天性免疫ウイルス検出システムは,小さな非コードRNAにより強く調節されることを示し,マイクロRNA(miRNA)を含む。ウイルス感染ではmiRNA 155発現は感染に対する重要な宿主応答であり,このmiRNAの規制緩和は,不都合な結果と密接に関連している。PCBsはmiRNA 155を調節解除する可能性を持っているかどうかを決定するため,最初の合成RNAウイルス(ポリI:C)で刺激される前のPCB(アロクロール1250)混合物に曝露した,初代ニワトリ線維芽細胞を用いた標的in vitro研究を設計した。本論文では,ホストはウイルス感染前にPCBsの混合物に浸漬して,miRNA 155の規制緩和のための最初のデータを提供した。PCBsは免疫系に関与する重要なmiRNA経路の脱制御に関与することができるという重要な証拠を提出した。それにより免疫系に及ぼすPCB毒性の機構への新しい洞察を示した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 自然免疫 ,  感受性 ,  線維芽細胞 ,  *ウイルス ,  死亡率 ,  *ウイルス感染 ,  規制緩和 ,  *NFκB ,  *ポリ塩化ビフェニル ,  RNAウイルス
準シソーラス用語： 免疫系 ,  宿主免疫応答 ,  *マイクロRNA ,  環境汚染物質 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： Gallus gallus ,  免疫毒性 ,  マイクロRNA ,  ポリ塩化ビフェニル ,  ウイルス

分類 (1件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W)

タイトルに関連する用語 (6件)： ウイルス感染 ,  ポリ塩化ビフェニル ,  マイクロRNA-155 ,  転写因子 ,  NF-κB ,  調節