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J-GLOBAL ID:201802284351523626   整理番号:18A0154871

Blau症候群の多能性幹細胞モデルは,マクロファージにおけるIFN-γ依存性炎症反応を明らかにする【Powered by NICT】

Pluripotent stem cell models of Blau syndrome reveal an IFN-γ-dependent inflammatory response in macrophages
著者 (21件):
資料名:
巻: 141  号:ページ: 339-349.e11  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0182B  ISSN: 0091-6749  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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若年発症サルコイドーシス,Blau症候群はヌクレオチド結合オリゴマ化ドメイン2(NOD2)変異と関連した若年全身肉芽腫症である。自己炎症をもたらすBlau症候群の根底にある機構は未だ不明であり,Blau症候群に有効な特異的治療をされていない。Blau症候群患者における自己炎症の機構を解明するために,著者らは疾患関連変異体NOD2の関係およびヒトサンプルにおける炎症反応を検討した。Blau症候群に特異的に誘導多能性幹細胞(iPSC)株を樹立した。iPSCsの疾患関連NOD2変異がiPSC由来細胞のin vitro表現型を正確に評価するCRISPR-Cas9系を用いて補正した。も対照iPSCラインに同じNOD2変異を導入した。これらの同質遺伝子iPSCsを,続いて単球細胞系統に分化し,核因子κB経路と炎症性サイトカイン分泌の状態を調べた。IFN-γはNOD2のアップレギュレーションを介してプライミングシグナルとして作用した。変異体NOD2とiPSC由来マクロファージでは,IFN-γ処理はリガンド非依存性核因子κB活性化と炎症性サイトカイン産生を誘導した。RNA配列解析は,IFN-γ処理後の両変異体マクロファージの特異的転写プロファイルを明らかにした。患者由来のマクロファージは類似のIFN-γ依存性炎症応答を示した。著者らのデータは,Blau症候群の病態生理におけるリガンド非依存性自己炎症の重要性を支持する。筆者らの包括的同質遺伝子疾患特異的iPSCパネルはBlau症候群患者の治療のための治療と診断の手がかりを調べるための有用なプラットフォームを提供する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
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先天性疾患・奇形一般  ,  皮膚の疾患 

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