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J-GLOBAL ID:201802284575799942   整理番号:18A0174812

mAb MDR1修飾キトサンナノ粒子は,MDR1およびオートファジーの2つの潜在的治療標的の調整を通じて,後天的EGFR-TKI抵抗性を克服する

mAb MDR1-modified chitosan nanoparticles overcome acquired EGFR-TKI resistance through two potential therapeutic targets modulation of MDR1 and autophagy
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巻: 15  号: Oct  ページ: 15:66 (WEB ONLY)  発行年: 2017年10月 
JST資料番号: U7030A  ISSN: 1477-3155  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:上皮増殖因子受容体(EGFR)に対して作用するチロシンキナーゼ阻害剤(TKI)は,多くのヒトの癌の化学療法にかつて広く用いられた。しかし,ほぼ全ての患者で後天的化学療法抵抗性が生じ,それはEGFR-TKIの臨床適用を制限した。これまでにこの問題を解決できる既存の効果的な手法は無い。特異的な多標的プロファイルを伴う治療処置のデザインは,後天的EGFR-TKI抵抗性を克服するための潜在的戦略と見做されていた。手法:ゲフィチニブやオートファジー阻害剤クロロキンを搭載するMDR1抗体修飾キトサンナノ粒子を,イオン架橋および静電吸着法により調整した。SMMC-7721/ゲフィチニブ細胞の増殖に対するゲフィチニブの異なる処方の効果を確認するため,MTTアッセイ,フローサイトメトリー分析そしてウェスタンブロットアッセイをすべて行った。標品は,細胞表面のMDR1を妨害し,オートファジーを阻害することにより腫瘍標的選択性と望ましい抗腫瘍効果の両方を達成する,それらの多標的潜在力を立証した。結果:mAb MDR1修飾CS NPは,ゲフィチニブとクロロキンの共送達と組み合わせた時,標的指向化と,抗癌剤の送達の増強に関する潜在力を示し,MDR1受容体活性を妨害する一方オートファジーの調整を通じて後天的EGFR-TKI抵抗性に対抗する著しい細胞アポトーシスを誘導した。結論:優秀なナノ粒子薬剤送達システムをデザインするための新しいアプローチは,様々な複数の抗腫瘍標的に対する後天的EGFR-TKI抵抗性を克服することができる。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
医用素材  ,  抗腫よう薬の基礎研究 

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