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J-GLOBAL ID:201802284586400869   整理番号:18A0390787

多重抗生物質耐性Enterococcus faecalisバイオフィルムに対するMusa paradisiacaの果皮の抽出物を用いて合成した金ナノ粒子の治療効果およびヒト肺癌細胞(A549)【Powered by NICT】

Therapeutic effects of gold nanoparticles synthesized using Musa paradisiaca peel extract against multiple antibiotic resistant Enterococcus faecalis biofilms and human lung cancer cells (A549)
著者 (11件):
資料名:
巻: 102  ページ: 173-183  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0489A  ISSN: 0882-4010  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ナノ材料の植物媒介合成は,安価で環境に優しいナノテクノロジーとして噴出してきている,これは毒性化学物質の使用を必要としないからである。本研究では,容易で安価な作製プロセス後のMusa paradisiaca(MPPE AuNPs)の皮の水抽出物を用いた金ナノ粒子の合成に焦点を当てた。グリーン合成されたMPPE AuNPは生物物理学的UV-Vis分光法,FTIR,XRD,TEM,ゼータ電位解析とEDXによって特性化した。MPPE AuNPsは結晶性で,球形で三角形に形状,粒径50nm以内の範囲であった。MPPE AuNPのバイオフィルム阻害活性は多剤抗生物質耐性(MARS)グラム陽性大便連鎖球菌に対して高かった。光及び共焦点レーザ走査顕微鏡観察は100μg/mL~( 1)で試験した場合,MPPE AuNPは,E.faecalisのバイオフィルムを効果的に阻害したことを証明した。細胞毒性研究は,MPPE AuNPは高濃度100μg/mL~( 1)でヒトA549肺癌細胞の生存を阻害するのに有効であったことを示した。MPPE AuNP処理したA549肺癌細胞の形態学的変化を位相差顕微鏡下で可視化した。さらに,淡水ミクロ甲殻類Ceriodaphnia cornutaにMPPE AuNPの生態毒性を評価した。注目すべきことに,死亡率は250μg/mL~( 1)でMPPE AuNP処理したC.cornutaで記録されなかった。MPPE AuNPは非毒性で,環境に優しく,生物医学的応用のための多目的な将来性のある生体材料として作用することを結論した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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無機化合物一般及び元素  ,  コロイド化学一般 
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