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J-GLOBAL ID:201802284637620533   整理番号:18A0053514

円錐花序いもち病1(Pb1)耐性はイネゲノムの最少4量的形質遺伝子座に依存している

Panicle blast 1 (Pb1) resistance is dependent on at least four QTLs in the rice genome
著者 (7件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 10:36 (WEB ONLY)  発行年: 2017年12月 
JST資料番号: U7002A  ISSN: 1939-8425  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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(バックグラウンド)イネいもち病はイネに対する最も深刻な病害であり,イモチ病許容性育種計画において耐病性(R)遺伝子の使用は喫緊の課題である。Pb1は定量的耐性遺伝子として分類され,菌類特異性をもたない,Pb1媒介耐性は成長の後期に発現する。しかし,Kanto209(K209),品種名さとじまんのようないくつかの品種ではPb1をもつにもかかわらず,繁殖期中にイネいもち病に対する耐性を発現しない。(結果)本稿では,Pb1のWRKY45遺伝子ダウンストリームの発現がK209の完全穂ぞろい期のイネいもち病接種により弱く誘導されることを見出した。こしひかりあいちSBL(KASBL)と交配したK209のSNPゴールデンゲートアッセイを用いた遺伝解析により最少4領域がイネゲノム(Chr8,Chr9,Chr7,Chr11)における耐性と関係していることを見出した。Chr7と関連したQTLの写像によりイネゲノムの22から23Mbp領域におけるPb1の耐性に必要な因子の存在を確認した。(結論)本稿では,どのようにしてK209品種がPb1をもつにもかかわらずいもち病に対して脆弱であるかを明らかにし,Pb1の定量的耐性に応答したDNAマーカーを見出した。円錐花序いもち病に対するPb1媒介耐性に必要なQTL遺伝子座を同定した。Pb1はK209ゲノム中の最少3QTL類,7,9および11に負依存し,QTL8に対して正依存した。この発見はPb1媒介耐性の利用を効率的にするための最適QTL類の選択に対する系統作出の道を与えた。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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稲作  ,  菌類による植物病害  ,  分子遺伝学一般 
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