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J-GLOBAL ID：201802284680154073   整理番号：18A1520240

地理的カタストロフとしての原発の過酷事故-エクメーネの再概念化-

著者 (1件)： 水野勲 (お茶の水女大 基幹研究院)
資料名： 理論地理学ノート  (Notes on Theoretical Geography)
号： 19  ページ： 71-89  発行年： 2017年07月10日 
JST資料番号： L1863A  ISSN： 0912-0459  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・原発の過酷事故を地理的カタストロフとして,それにより人間と土地が生活様式を媒体にした有機体であるエクメーネが破壊され,放射能汚染地域とエクメーネに分断していることを指摘。
・すなわち地理被爆の概念の追加を提唱。

シソーラス用語： *原子炉事故 ,  シビアアクシデント ,  *カタストロフィー理論 ,  放射能汚染 ,  *地域
準シソーラス用語： 過酷事故 ,  地理的カタストロフィー ,  *放射能汚染地域 ,  地理被爆

分類 (1件)： 環境の汚染及び防止  (MB02030K)

引用文献 (75件)：

• 『生業を返せ,地域を返せ!』 福島原発訴訟原告団・弁護団編 (2014): 『あなたの福島原発訴訟』 かもがわ出版, 175p.
• 赤城修司 (2015): 『Fukushima Traces 2011-2013』 オシリス, 166p.
• アレクシェービッチ,S.著, 松本妙子訳 (2011): 『チェルノブイリの祈り』 岩波書店, 311p. Alexievich,S. (1997): Chernobyl's Prayer. The Literary Agency Galina Dursthoff, Köln, 304p.
• 市川定夫・永田素之 (1975): 浜岡原発周辺でのムラサキツユクサの突然変異率の上昇. 科学, 45, 417-426.
• 今中哲二 (2012): 『低線量放射線被曝-チェルノブイリから福島へ-』 岩波書店, 229p.

タイトルに関連する用語 (5件)： 地理 ,  カタストロフ ,  原発 ,  過酷事故 ,  概念化