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J-GLOBAL ID：201802284728307647   整理番号：18A1800113

ベンゾオキサジノイドの構造と生合成:抗菌足場としての可能性を有する植物防御代謝産物【JST・京大機械翻訳】

Structure and biosynthesis of benzoxazinoids: Plant defence metabolites with potential as antimicrobial scaffolds

著者 (3件)： de Bruijn Wouter J.C. (Laboratory of Food Chemistry, Wageningen University, P.O. Box 17, 6700 AA Wageningen, The Netherlands) ,  Gruppen Harry (Laboratory of Food Chemistry, Wageningen University, P.O. Box 17, 6700 AA Wageningen, The Netherlands) ,  Vincken Jean-Paul (Laboratory of Food Chemistry, Wageningen University, P.O. Box 17, 6700 AA Wageningen, The Netherlands)
資料名： Phytochemistry  (Phytochemistry)
巻： 155  ページ： 233-243  発行年： 2018年 
JST資料番号： D0116B  ISSN： 0031-9422  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ベンゾオキサゾリノン類とベンズオキサゾリジノン類のクラスから成るベンゾオキサアジノイド類は,植物ファミリーPoaceae(以前のイネ科)といくつかの双子葉植物によって生産された特殊化された代謝産物のセットである。特に,イネ科はトウモロコシやコムギのようないくつかの重要な作物を含んでいる。ベンゾオキサアジノイドはアレロパシー及び(ミクロ)生物学的脅威に対する防御化合物として役割を果たす。これらの官能性におけるベンゾオキサジノンの有効性は,サブクラス(N置換基によって決定される)によって大きく課される。本レビューにおいて,著者らは,現在知られている天然ベンゾオキサジン類の概観とそれらの生合成の知識の現状の要約を提供する。また,文献で報告された最小阻止濃度(MIC)値に基づいて,それらの抗菌活性を評価した。単量体天然ベンゾオキサジンは抗菌剤としての能力を欠いているようである。しかしながら,1,4-ベンゾオキサジン-3-オン骨格は,新しい抗菌化合物を設計するための潜在的足場であることが示されている。これは,1,4-ベンゾオキサジン-3-オンの合成誘導体の強力な活性を報告する多くの研究により示されており,MIC値は,病原性真菌(例えば,C.albicans)に対して6.25μg・mL(-1),細菌(例えばS.aureusおよび大腸菌)に対して16μg・mL(-1)である。アレロパシー,殺虫および抗微生物活性に対する構造的要求に関する観察は,それらが必ずしも類似の機構により与えられないことを示唆する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： イネ科 ,  大腸菌 ,  抗細菌薬 ,  *代謝産物 ,  細菌 ,  農作物 ,  コムギ ,  最小発育阻止濃度 ,  *生合成 ,  アレロパシー ,  抗真菌薬 ,  双子葉植物 ,  抗細菌作用 ,  単量体
準シソーラス用語： 置換基 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (10件)： イネ科 ,  穀類 ,  植物防御 ,  抗菌 ,  抗真菌薬 ,  分類 ,  ベンゾオキサジノン ,  ベンゾオキサゾリノン ,  合成 ,  改質

分類 (1件)： 植物の生化学  (EH01050J)

タイトルに関連する用語 (5件)： 生合成 ,  可能性 ,  植物 ,  防御 ,  代謝産物