文献

J-GLOBAL ID：201802284735707504   整理番号：18A1729138

輸血誘発同種免疫リスクを予防するタイ人集団における遺伝子型決定結果からの予測されたSおよびS表現型【JST・京大機械翻訳】

Predicted S and s phenotypes from genotyping results among Thai populations to prevent transfusion-induced alloimmunization risks

著者 (7件)： Nathalang Oytip (Graduate Program in Biomedical Sciences, Faculty of Allied Health Sciences, Thammasat University, Pathumtani, Thailand) ,  Ang Roanne Marion (Department of Medical Technology, Faculty of Pharmacy, University of Santo Tomas, Manila, Philippines) ,  Kurin Benjamaporn (Department of Medical Technology, Faculty of Allied Health Sciences, Thammasat University, Pathumtani, Thailand) ,  Limprasert Siralak (Department of Medical Technology, Faculty of Allied Health Sciences, Thammasat University, Pathumtani, Thailand) ,  Mitundee Supattra (Regional Blood Centre 12thSongkhla, Thai Red Cross Society, Songkhla, Thailand) ,  Leetrakool Nipapan (Blood Bank Section, Faculty of Medicine, Chiang Mai University, Chiang Mai, Thailand) ,  Intharanut Kamphon (Graduate Program in Biomedical Sciences, Faculty of Allied Health Sciences, Thammasat University, Pathumtani, Thailand)
資料名： Transfusion and Apheresis Science  (Transfusion and Apheresis Science)
巻： 57  号： 4  ページ： 582-586  発行年： 2018年 
JST資料番号： W3421A  ISSN： 1473-0502  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： MNSシステムのsおよびs抗原は,アロanti-Sおよび-sが通常,胎児および新生児の遅発性溶血性輸血反応および溶血性疾患を引き起こすので,臨床的に重要である。血清学的試験限界を解決するための表現型を予測するために,種々の赤細胞遺伝子タイピングが確立されている。本研究は,Sおよびs遺伝子型頻度を決定し,中央,北部および南部タイ個体群の間の同種免疫リスクを推定することを目的とした。全体として,タイの血液ドナーからの1237の血液サンプルが含まれた。間接的抗グロブリン試験により,抗Sと抗Sを用いて150試料のみを試験した。すべての試料を配列特異的プライマーによるインハウスPCRを用いてGYPB*SおよびGYPB*s対立遺伝子について遺伝子型を決定した。さらに,対立遺伝子頻度を用いて,同種免疫リスクを推定し,他の個体群と比較した。150のサンプルにおける表現型と遺伝子タイピング結果は,100%の一致であった。中央,北部および南部タイにおけるGYPB*Sの対立遺伝子頻度は,それぞれ0.061,0.040および0.097であり,GYPB*sは,それぞれ0.939,0.960および0.903であった。中央のタイの間の頻度は,北部タイと韓国の個体群(P>0.05)の間のそれらと類似していたが,アジア,白人アフリカのアメリカとヒスパニックの個体群(P<0.05)のそれらと有意に異なった。加えて,南部タイ国(0.1566)の間のS異質免疫のリスクは,中央(0.1038)と北部タイ(0.0736)の間のそれらより高かった。これは,Sとsの予測表現型を報告し,タイ人の間の同種免疫リスクを推定する最初の研究であり,ドナーと患者の間の輸血によって誘発された同種免疫を予防するのに有益である。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 対立遺伝子 ,  大韓民国 ,  新生児 ,  遺伝子頻度 ,  *表現型 ,  ドナー ,  抗原 ,  *遺伝子型 ,  患者 ,  胎児 ,  溶血 ,  個体群 ,  *予測 ,  *輸血 ,  ドナー【臓器移植】
準シソーラス用語： *同種免疫 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： SおよびS表現型 ,  遺伝子タイピング ,  対立遺伝子頻度 ,  同種免疫リスク ,  THAIS

分類 (2件)： 分子遺伝学一般  (EC02010J) ,  血液検査  (GC02050D)

タイトルに関連する用語 (10件)： 輸血 ,  誘発 ,  同種免疫 ,  リスク ,  予防 ,  タイ ,  集団 ,  遺伝子型決定 ,  予測 ,  表現型