文献

J-GLOBAL ID：201802284737462104   整理番号：18A0650972

前頭前野皮質におけるヒスタミンH1受容体の発現に及ぼす迷走神経刺激の影響を研究した。【JST・京大機械翻訳】

Expression of the histamine H1 receptor in rat prefrontal cortex with traumatic brain injury induced-coma after vagus nerve electrical stimulation

著者 (4件)： Huang Feifei (南昌大学第一附属医院康復医学科,南昌,330006) ,  Dong Xiaoyang (南昌大学第一附属医院康復医学科,南昌,330006) ,  Chen Qin (南昌大学第一附属医院康復医学科,南昌,330006) ,  Feng Zhen (南昌大学第一附属医院康復医学科,南昌,330006)
資料名： Zhongguo Kangfu Yixue Zazhi  (Zhongguo Kangfu Yixue Zazhi)
巻： 32  号： 11  ページ： 1208-1213  発行年： 2017年 
JST資料番号： C2248A  ISSN： 1001-1242  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 目的;迷走神経電気刺激(vagus nerve electrical stimulation、VNS)が脳外傷(traumatic brain injury、TBI)昏迷ラットに対する覚醒作用及びそれがTBIラットの前頭前野皮質ヒスタミンH1受容体の発現に与える影響を検討する。方法;72匹のSDラットを4つの群に分けた。ブランク対照群、偽刺激群(TBI)、刺激群(TBI+VNS)とOrexin-1受容体(OX1R)拮抗剤群(TBI+SB334867+VNS)。VNSによる脳外傷後の昏迷ラットを治療し、その行為学的変化を観察し、そして免疫組織化学により各群のラット前頭前野皮質ヒスタミンH1受容体(H1R)発現の変化を測定した。結果;刺激群の18匹のラットのうち,12匹は,正の反射を示した。偽刺激群の4匹は,正の反射を示した。拮抗剤群の9匹は,正の反射を示した。免疫組織化学の結果により、刺激群ラットのPFC区のH1Rの発現レベルは偽刺激群と拮抗剤群より明らかに高かった(P<0.05)。結論;VNSは脳外傷後の昏迷ラットの意識状態を改善することができ、TBIの昏迷による覚醒の新しい電気刺激方法となり、その促進メカニズムはPFC区のH1Rレベルのアップレギュレーションと関係があり、Orexin-AはOX1Rによって調節される可能性がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 電気刺激 ,  脳損傷 ,  *受容体 ,  意識障害 ,  覚醒 ,  *前頭前野 ,  免疫組織化学 ,  *迷走神経 ,  *H1受容体 ,  アップレギュレーション
準シソーラス用語： アンタゴニスト ,  対照群 ,  *迷走神経刺激 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： vagus nerve electrical stimulation ,  traumatic brain injury ,  wake-promoting ,  coma ,  histamine H1 receptor ,  Orexin-A

分類 (2件)： 中枢神経系  (EJ12030F) ,  神経の基礎医学  (GN01020W)

タイトルに関連する用語 (5件)： 前頭前野皮質 ,  ヒスタミンH1受容体 ,  発現 ,  迷走神経刺激 ,  研究