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J-GLOBAL ID:201802284823006149   整理番号:18A0184619

水酸化カリウム水溶液中での気相法炭素繊維の酸化

Oxidation of vapor grown carbon fibers in a KOH aqueous solution
著者 (6件):
資料名:
巻: 2017  号: 280  ページ: 207-210(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: G0633A  ISSN: 0371-5345  CODEN: TASOA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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次世代蓄電池の一つである,アルカリ性水溶液を電解質とする空気二次電池の正極において,炭素材料の耐久性に関する調査を行った。しかし,この耐久性を定量的に評価するのは難しく,筆者らは,回転リングディスク電極法を用いた電位走査法を開発し,炭素材料の炭素酸化反応(COR)と酸素発生反応(OER)を調べた。そこで本研究では,比較的酸化されにくい炭素材料である気相法炭素(VGCF)を用いて,定常分極測定を行いながら生成する酸素を溶存酸素計で測定し,酸化による重量損失速度ΔWを見積もった。その結果,1.0M KOH水溶液を電解液として用いた実験では,KOH濃度の増加により低い電位からOERが始まることを明らかにした。2)電流効率εfOERは0.65Vで極大を示し,それ以上では電位が高くなるに伴って減少し,εfOERが増加して,酸化による消耗が激しくなることが分かった。3)求めたεfOERを使ってΔWを見積もった結果,KOH濃度の増加によりΔWは格段に大きくなった。などの知見を得た。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
二次電池  ,  電気化学反応 
引用文献 (9件):
  • 1) K. Ono, T. Kinumoto, T. Tsumura and M. Toyoda, ECS Trans. 64 (2015) 29-39.
  • 2) T. Kinumoto, M. Eto, K. Ono, M. Matsuoka, T. Tsumura and M. Toyoda, ECS Trans. 75 (2017) 35-41.
  • 3) T. Kinumoto, M. Eto, K. Ono, M. Matsuoka, T. Tsumura and M. Toyoda, TANSO 2016 [No.273] 101-106 [in Japanese].
  • 4) K. Kinoshita, Electrochemical Oxygen Technology (1992) pp. 289-300, John Wiley & Sons.
  • 5) K. Kinoshita, Carbon (1988) pp. 334-337, Wiley-Interscience.
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