抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究では,炭素鋼STS410の二段二重変動振幅ひずみ条件下における低サイクル疲労寿命評価法について検討した。まず,低サイクル疲労試験を行い,累積損傷側の適用性について検討した。破断時の疲労累積係数は,一般的なばらつきの範囲である0.7から1.4の範囲に収まっていた。そのため,破断時の疲労累積係数は0.7から1.4の範囲を考慮すれば良いといえる。次に,き裂発生進展合体挙動をモデル化し,モンテカルロシミュレーションを行った。二段二重変動振幅ひずみ条件下のシミュレーションを行った結果,き裂進展挙動,疲労寿命およびき裂分布が実験と一致していた。そのため,提案したモデルを用いることで,STS410の低サイクル疲労寿命を予測できる。(著者抄録)