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J-GLOBAL ID:201802284870254935   整理番号:18A0280736

マウスにおけるデスフルランへの新生児暴露による海馬におけるNMDA受容体サブユニット発現とNMDAR EPSCの減少【Powered by NICT】

The decrease of NMDAR subunit expression and NMDAR EPSC in hippocampus by neonatal exposure to desflurane in mice
著者 (5件):
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巻: 317  ページ: 82-87  発行年: 2017年 
JST資料番号: A1150A  ISSN: 0166-4328  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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デスフルランは,第三世代吸入麻酔薬の一つであり産科と小児医療に用いることができる。しかし,新生児脳に対するデスフルランへの曝露の影響はほとんど知られていない。本研究では,6日齢のC57BL/6Jマウスを2時間1macまたは1.5MACデスフルランに曝露した。マウスは28日齢すると,オープンフィールド,自発的交代Y迷路および恐怖条件付け試験は一般的な活動,作業記憶と長期記憶を評価するために実施した。海馬におけるNMDA受容体サブユニットNR1,NR2A,NR2B発現のレベルをウェスタンブロット法で評価した。マウス海馬切片におけるNMDA受容体仲介興奮性シナプス後電流(EPSC)は全細胞パッチクランプ記録によって記録した。1.5MACデスフルランに曝露したマウスは有意に障害された作業記憶と恐怖条件付け記憶を有していた。海馬におけるNMDARサブユニット(NR1, NR2B)とNMDA受容体仲介EPSCの蛋白質発現は有意に減少した。しかし1.0MACデスフルランと対照マウスに曝露したマウスの間で認められなかった。結論として,動物モデルにおける,1.5MACデスフルランに曝露された6日齢マウスは出生後28日での作業記憶と文脈的恐怖記憶の顕著な障害を有し,海馬におけるNMDARサブユニット発現とNMDAR EPSCの減少がこの過程に関与する可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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神経の基礎医学 
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