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J-GLOBAL ID:201802284943783690   整理番号:18A0387706

神経因性疼痛マウスの脊髄D-セリン含量とNMDA受容体介在シナプス伝達に対するプレガバリンの効果【Powered by NICT】

Effects of pregabalin on spinal d-serine content and NMDA receptor-mediated synaptic transmission in mice with neuropathic pain
著者 (6件):
資料名:
巻: 636  ページ: 270-275  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0118A  ISSN: 0304-3940  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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プレガバリン(PGB)は抑制性神経伝達物質γ-アミノ酪酸の化学誘導体であり,神経因性疼痛の治療に使用することに成功した。,NMDA受容体のストリキニン非感受性グリシン部位の内在性共作動薬,D-セリンは,脊髄レベルでのPGBの抗侵害受容作用を弱めることを示唆する証拠がある。本研究では,末梢神経を結紮された神経障害性マウスの脊髄後角浅層における脊髄D-セリン含量とNMDA受容体介在シナプス伝達に対するPGB処理の影響を調べた。機械的異痛はvon Freyフィラメントを用いて評価した。術後9日(PGB[50mg/kg]または生理食塩水賦形剤処理の5日後),腰髄した除去され,均質化,および限外ろ過。上清検体をMarfey試薬で処理し,液体クロマトグラフィー-質量分析による分析D-セリン含有量を測定した。電気生理学的実験では,密封全細胞記録は,脊髄スライスの表在性後角におけるニューロンで行った。部分坐骨神経結紮は脊髄D-セリン含有量を増加させ,EPSC振幅のNMDA/非NMDA比を増加させ,EPSC(NMDA EPSCs)のNMDA成分の減少過程が遅くなった。PGB処理は機械的異痛と減少した脊髄D-セリン量を低下させ,NMDA/非NMDA比を減少させ,NMDA EPSCの減衰時間を短縮した。さらに,かん流液中D-セリンはPGB処理の効果を減弱させた。D-セリン代謝と豊度に対するPGBの作用の正確な機構は知られていないが,PGBの抗侵害作用は後角表層におけるNMDA受容体を介したシナプス伝達の脊髄D-セリン含有量とそれに続く減衰の低減を含んでいる。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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神経の基礎医学 
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