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J-GLOBAL ID:201802285036796357   整理番号:18A1859870

大腸炎関連癌におけるリン酸化スフィンゴシンキナーゼ1発現のアップレギュレーション【JST・京大機械翻訳】

Upregulation of phosphorylated sphingosine kinase 1 expression in colitis-associated cancer
著者 (13件):
資料名:
巻: 231  ページ: 323-330  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0886B  ISSN: 0022-4804  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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大腸炎関連癌(CAC)は炎症性腸疾患の最も重篤な合併症である。スフィンゴシン-1-リン酸(S1P)はスフィンゴシンキナーゼ1(SphK1)により生成される生物活性脂質メディエーターであり,炎症及び癌進行において重要な役割を果たすことが知られている。さらに,SphK1およびS1Pは,炎症誘発性サイトカインインターロイキン6(IL-6)およびシグナル伝達物質の上流メディエーターおよび転写-3(STAT3)の活性化因子として作用する。著者らは,リン酸化SphK1(pSphK1),リン酸化STAT3(pSTAT3)およびIL-6の発現レベルが,これらの因子のすべてが炎症と関連するため,散発性結腸直腸癌(CRC)患者よりCAC患者において普遍的に高いと仮定した。本研究では,散発性CRCおよびCAC患者におけるpSphK1の発現レベルを測定し,CAC患者におけるS1Pの重要性を明らかにした。10人の散発性CRC患者および10人のCAC患者を無作為に選択し,治癒切除を行い,免疫組織化学によりそれらの手術標本を検討した。これらの試料におけるpSphK1,pSTAT3及びIL-6の発現レベルを測定した。著者らは,pSphK1発現がCAC患者(P=0.019)でより一般的であり,散発性CRC患者より高い免疫組織化学スコア(P=0.005)を持つことを見出した。しかしながら,pSTAT3とIL-6の発現は,患者群間で異ならなかった。著者らの知る限り,これはCACにおけるpSphK1発現レベルを散発性CRCにおけるそれらと比較する最初の報告である。CACにおける高レベルのpSphK1発現はCACの疾患過程におけるS1Pの重要な役割を示唆する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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抗腫よう薬の基礎研究  ,  生薬の薬理の基礎研究  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 

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