文献

J-GLOBAL ID：201802285112878221   整理番号：18A0284539

多層拡散のマクロスケールモデリング:境界条件を修正するための体積平均化を用いた【Powered by NICT】

Macroscale modelling of multilayer diffusion: Using volume averaging to correct the boundary conditions

著者 (4件)： Carr E.J. (School of Mathematical Sciences, Queensland University of Technology (QUT), Brisbane, Australia) ,  Turner I.W. (School of Mathematical Sciences, Queensland University of Technology (QUT), Brisbane, Australia) ,  Turner I.W. (Australian Research Council Centre of Excellence for Mathematical and Statistical Frontiers (ACEMS), Queensland University of Technology (QUT), Brisbane, Australia) ,  Perre P. (LGPM, CentraleSupelec, Universite Paris-Saclay, Chatenay-Malabry, France)
資料名： Applied Mathematical Modelling  (Applied Mathematical Modelling)
巻： 47  ページ： 600-618  発行年： 2017年 
JST資料番号： H0624A  ISSN： 0307-904X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文では,小さな長さスケール(ミクロスケール)に亘って変化する係数をもつPDE(偏微分方程式)のマクロスケールモデルで用いられる境界条件(BC)の形を調べた。具体的には,解析解が利用できる,一次元多層拡散問題,簡単なプロトタイプ問題に焦点を当てた。与えられたマイクロスケールBC(例えば,Dirichlet,Neumann,Robin,など)のために,体積平均化法を用いた修正マクロスケールBCを導いた。例えば,著者らの解析は,Dirichlet BCはミクロスケールで規定されているかどうかRobin BCはマクロスケールに適用されるべきであることを確認した。補正されたBCを用いて計算したマクロスケール場を平均マイクロスケール場をより正確に真のマイクロスケール場と良く一致することを再構成されたマイクロスケール場をもたらした。解析と結果は,一次元多層拡散のみを示したが,この方法論はに拡張することができ,より広いクラスの問題に対する意味を持っている。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 解析的解法 ,  一次元 ,  偏微分方程式 ,  *多層 ,  再構成 ,  プロトタイプ ,  *境界条件
準シソーラス用語： マイクロスケール ,  *マクロスケール ,  長さスケール , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 多層拡散 ,  複合培地 ,  マクロスケール ,  体積平均化 ,  均質化 ,  境界条件

分類 (1件)： 変態組織,加工組織  (WB01030N)

タイトルに関連する用語 (5件)： 多層 ,  拡散 ,  境界条件 ,  体積 ,  平均