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J-GLOBAL ID:201802285113469304   整理番号:18A0479431

シンガポールにおける家族性高コレステロール血症の指標患者における突然変異のスペクトル:単一施設研究【Powered by NICT】

Spectrum of mutations in index patients with familial hypercholesterolemia in Singapore: Single center study
著者 (17件):
資料名:
巻: 269  ページ: 106-116  発行年: 2018年 
JST資料番号: E0599B  ISSN: 0021-9150  CODEN: ATHSBL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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家族性高コレステロール血症(FH)は,高血漿低密度リポ蛋白質コレステロール(LDL c)の存在により特徴付けられる常染色体優性遺伝病である。,検出された変異を有する,FH患者は変異無しのそれらと比較して早発性心血管疾患のリスクが増加している。研究の目的は,患者における突然変異の型,臨床的にシンガポールにおけるFHと診断を評価することであった。患者(発端者)未処理/最高治療時LDL-c>4.9mmol/lを募集した(2015年6月に2017年4月)。身体計測,生化学的指標,血液および家族歴を収集した。DNAを抽出し,次世代シークエンシング(NGS)は,LDLR,APOBとPCSK9を含む26種の脂質関連遺伝子で行い,Sangerを用いて検証した。LDLRのための多重ライゲーション依存性プローブ分析は大きな変異障害を同定した。HGVS命名法に基づいて,LDLR変異は「ヌル」(ナンセンス,フレームシフト,大きな再配列)と「欠陥」(病原性点突然変異)として分類した。九十六発端者を対象とした:平均年齢:(33.5±13.6)年患者の52.1%(n=50)は,LDLR変異を有し,15種類の新しい変異を示したが,4.2%(n=4)はAPOB突然変異を有していた。総コレステロール(TC)とLDL-cはAPOBない変異[(8.53±1.52)対(6.93±0.47)対(7.80±1.32)]mmol/l,P=0.012と[(6.74±0.35)対(5.29±0.76)対(5.98±1.23)]mmol/l,P=0.005に比べてLDLR変異で有意に高かった。「ヌルLDLR」変異(n=13)患者は「欠損LDLR」変異(n=35)よりも高いTCとLDL-cを有していた:[(9.21±1.60)対(8.33±1.41)]mmol/l,P=0.034と[(7.43±1.47)対(6.53±1.21)]mmol/l,P=0.017であった。我々の知る限りでは,これはシンガポールのNGSによる臨床的に疑わしいFH患者における変異検出の最初の報告である。変異の割合は他の国に類似していたが,スペクトルは局所的に異なっていた。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
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代謝異常・栄養性疾患一般  ,  遺伝的変異  ,  先天性疾患・奇形一般  ,  分子遺伝学一般 

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