文献

J-GLOBAL ID：201802285119682769   整理番号：18A0653203

虚血再灌流ラットにおける心筋細胞に対するデクスメデトミジン前処理の保護作用【JST・京大機械翻訳】

Protective effect of dexmedetomidine pretreatment on the cardiac muscle cell in myocardial ischemia reperfusion of rat

著者 (2件)： Hu Xueyuan (重慶三峡医薬高等専科学校中医系,重慶,404120) ,  Huang Lizhong (湖南中医薬大学第一附属医院,長沙,410007)
資料名： Zhongguo Linchuang Yaolixue Zazhi  (Zhongguo Linchuang Yaolixue Zazhi)
巻： 33  号： 20  ページ： 2032-2034  発行年： 2017年 
JST資料番号： C2275A  ISSN： 1001-6821  CODEN： ZLYZE9  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 【目的】虚血再潅流ラットにおける心筋細胞アポトーシスとアポトーシス蛋白質発現に及ぼすデクスメデトミジン(Dex)前処理の影響を研究する。【方法】雄のSDラットを,体重によって4つの群にランダムに分けた(各群7匹)。低用量の2つの用量の実験群(結紮前0.5時間にDex10,30μgkg-1)を投与し,モデル群と偽手術群(結紮前0.5時間に腹腔内に0.9%NaCl 5mL・kg-1)を注射した。心筋虚血-再灌流障害ラットモデルを,左冠動脈前下行枝の結紮によって確立した。心筋細胞のアポトーシス率は,切欠き末端標識(TUNEL)によって検出された,そして,心筋細胞アポトーシス率は,TUNELによって検出された。心筋組織におけるBcl-2およびBax蛋白質の発現を,免疫組織化学的方法によって検出した。【結果】偽手術群,モデル群,および低用量の2群の心筋細胞アポトーシス率(AR,%)は,それぞれ0.42±0.06,19.73±4.12,13.31±3.65,10.04±2.71であった。これらの4つの群の心筋組織におけるBcl-2の陽性発現指数(PEI)は,それぞれ0.25±0.03,5.74±1.06,11.44±2.01,14.71±2.13であった。これらの4つの群の心筋組織のBaxPEIは,それぞれ0.27±0.04,19.95±5.01,15.02±4.82,12.13±3.14であった。これらの4つの群のBcl-2/Baxは,それぞれ0.93±0.05,0.29±0.04,0.76±0.06,1.20±0.07であった。偽手術群と比較して,モデル群のラット心筋細胞におけるAR,Bcl-2,Bax PEIおよびBcl-2/Baxの発現には有意差が認められた(すべてP<0.01)。モデル群と比較して,2つの低用量群のラット心筋組織における4つの指数には,有意差があった(すべてのP<0.01)ことが示された,そして,それらの間には有意差があったことが示された(すべてのP<0.01)。結論:Dexは,Bcl-2蛋白質の発現を上方制御し,Bax蛋白質発現を下方制御することによって,心筋虚血-再灌流障害ラット心筋細胞のアポトーシスを抑制することができる。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 心筋虚血 ,  アポトーシス ,  免疫組織化学 ,  アップレギュレーション ,  Baxタンパク質 ,  ダウンレギュレーション ,  *心筋細胞 ,  結紮術 ,  TUNEL法 ,  *保護作用 ,  *前処理 ,  *心筋
準シソーラス用語： 心筋組織 ,  蛋白質発現 ,  *虚血再潅流 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： ischemia reperfusion ,  dexmedetomidine ,  cardiac muscle cell ,  apoptosis

分類 (2件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  循環系の基礎医学  (GJ01020K)

タイトルに関連する用語 (6件)： 虚血再灌流 ,  ラット ,  心筋細胞 ,  デクスメデトミジン ,  前処理 ,  保護作用