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J-GLOBAL ID:201802285173613839   整理番号:18A0605000

3Dペイントトレーナーの運用と活用

著者 (1件):
資料名:
号: 20  ページ: 68-77 (WEB ONLY)  発行年: 2017年09月 
JST資料番号: U0957A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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弊社では2016年3月に3Dペイントトレーナーを導入した。スプレー塗装は塗装作業の中でも高度の技術力が要求され,半製品の塗料を塗膜として完成させ,役割を発揮させる為には,適正な要領でスプレー塗装を行う必要がある。スプレー塗装の技量の習得/向上を図る為の訓練方法としては,口頭での説明と実物への塗装を見て覚え,試し塗りを行いながら徐々に塗装範囲を拡大し,塗装後の塗膜状態を自分で見て,膜厚の付き方と塗装姿勢やスプレーガンの移動速度や距離,塗料の粘度やエアレス機の圧力を各々調整し,次回の塗装作業の際に修正することを繰り返し,腕を磨き続ける。しかしスプレー塗装の実作業にはエアレス塗装機や塗料,動力,スプレーガン,チップ等が必要になり,別途塗装を行う対象物も準備が必要になる。また一旦塗装した塗膜は乾燥するまで正確な膜厚が計測出来ないため,自身が塗装した膜厚も翌日まで結果の確認が出来ない。さらに,膜厚計測には計測器と知識と経験が必要で,任意の一点しか測ることが出来ない。合わせて有機溶剤を使用する為,作業中は防毒マスクや塗装服等の特殊な装備も必要となる。そこで,本設備を導入することで,基本動作となる対象物との距離,スプレーガンの移動や軌跡,塗装者自身の作業姿勢,塗装の順序等が,塗装経験者/未経験者含め,一定の基準で判断/比較が可能となった。また,塗装した膜厚をグラデーションの濃淡で表す機能があり,自身のスプレー塗装の状況が数値化出来る点は今までに無い経験であった。また教育訓練への活用では,ベテランの作業姿勢や要領の手本が実際の塗装環境下ではなく講習形式で行えることが利点となり,若年者/未経験者がスプレー塗装の技量を身に着けるまでの時間もトレーニング次第で短縮を図れる。最後に,グラデーション機能で表示された画面は,作業者の膜厚への意識向上を図る動機づけとなり,過剰な膜厚を抑制して塗料費削減に貢献出来るものと考える。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
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分類 (1件):
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塗装・塗装設備一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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