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J-GLOBAL ID:201802285180642197   整理番号:18A0968316

シンクロトロン放射光電子顕微鏡によるセシウム含有粘土鉱物のナノスケール空間分析【JST・京大機械翻訳】

Nanoscale spatial analysis of clay minerals containing cesium by synchrotron radiation photoemission electron microscopy
著者 (11件):
資料名:
巻: 112  号:ページ: 021603-021603-5  発行年: 2018年 
JST資料番号: H0613A  ISSN: 0003-6951  CODEN: APPLAB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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シンクロトロン放射光電子放出電子顕微鏡(SR-PEEM)を適用して,人工的に吸着したセシウム(Cs)原子を有するマイクロメータサイズの風化黒雲母粘土粒子のピンポイント分析を実証した。粘土の絶縁特性にもかかわらず,帯電問題のない成分元素(Si,Al,Cs,Mg,Fe)の空間分布を観察し,これらの元素間の相互サイト相関をナノメータ分解能で明らかにした。Cs原子は全粒子上に均一に吸着されている可能性があることを見出した。しかし,CsとMg原子間の職業的衝突を同定し,Cs収着がイオン交換過程を含むことを意味した。Cs_4,5 Mエッジ領域の空間分解X線吸収スペクトル(XAS)はCs化合物で典型的に観測されるように,Cs+をモノカチオン状態(Cs+)に存在することを示した。さらに,Fe原子の化学的原子価を決定するために,Fe L_2,3端でのピンポイントXAS測定も行った。スペクトルの形状はFe_2O_3と類似しており,粘土中のFeが3+酸化状態にあることを示した。これらの観察から,電荷補償はSi4+イオンがSiO4四面体シート中のFe3+イオンにより置換される置換サイトの近傍でCs吸着を促進すると推論した。著者らの結果は,試料の乏しい伝導率によって制限されない種々の環境物質の空間分解化学分析のためのツールとしてSR-PEEMの有用性を実証した。(翻訳著者抄録)【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
熱電子放出,電界放出  ,  発光素子 

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