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J-GLOBAL ID:201802285201707255   整理番号:18A1670173

CFRP積層板の0°/45°層間におけるモードII静的層間破壊じん性の評価

Evaluation of Mode II Static Interlaminar Fracture Toughness in 0°/45°-Oriented Layers of CFRP Laminates
著者 (6件):
資料名:
巻: 44  号:ページ: 195-202  発行年: 2018年09月15日 
JST資料番号: S0977A  ISSN: 0385-2563  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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複合積層板の層間破壊靭性を,主に一方向またはクロスプライ積層材料について評価した。しかし,異なる繊維配向角から成る準等方性または角度プライ炭素繊維強化プラスチック(CFRP)積層材料の現実的な層間破壊靭性と破壊プロセスを推定することは困難である。本研究では,層間破壊靭性に及ぼす繊維配向角の影響に着目した。層間配向が0°/45°,±22.5°および0°/0°層から成る3種類のCFRP積層板について,モードII静的層間破壊靭性を測定した。その結果を,実験的および解析的に評価した。(0°/45°)積層板と(±22.5°)積層板の両方は,一方向積層材料とほぼ同じエネルギー解放率を示した。一方,(0°/45°)積層板と(±22.5°)積層板の間の破壊機構の違いが破面観察で明らかになった。さらに,0°と45°配向層の間の層間剥離伝搬の形態は,準等方性積層板における面外衝撃により誘起された扇形パターンに似ていた。したがって,準等方性積層板における衝撃誘起層間破壊の特徴的な開始および伝搬機構を,(0°/45°)積層板に対する層間破壊靭性の実験的評価によって提示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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強化プラスチックの成形  ,  ゴム・プラスチック材料 
引用文献 (40件):
  • 1) 森田幹郎, 金原 勲, 福田 博: 複合材料 (初版), 日刊工業新聞社, 東京 (1988), pp. 1-8.
  • 2) D. ハル, T.W. クライン: 複合材料入門 (改訂版), 株式会社培風館, 東京 (2003), pp. 272-273.
  • 3) 炭素繊維協会: 航空宇宙分野への応用事例, http://www.carbonfiber.gr.jp/field/craft.html (平成28年11月15日閲覧).
  • 4) 三木光範, 福田武人, 元木信弥, 北條正樹: 機械システム入門シリーズ8 複合材料 (初版), 共立出版株式会社, 東京 (1997), pp. 17-18.
  • 5) 末益博志: 入門 複合材料の力学 (初版), 株式会社培風館, 東京 (2009), pp. 27-33.
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