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J-GLOBAL ID：201802285203105115   整理番号：18A0275309

分子動力学シミュレーションにより評価したEAG1K~+チャンネル選択性フィルタの動力学【Powered by NICT】

Dynamics of the EAG1 K⁺ channel selectivity filter assessed by molecular dynamics simulations

著者 (3件)： Bernsteiner Harald (Department of Pharmacology and Toxicology, University of Vienna, Althanstrasse 14, 1090 Vienna, Austria) ,  Bruendl Michael (Department of Pharmacology and Toxicology, University of Vienna, Althanstrasse 14, 1090 Vienna, Austria) ,  Stary-Weinzinger Anna (Department of Pharmacology and Toxicology, University of Vienna, Althanstrasse 14, 1090 Vienna, Austria)
資料名： Biochemical and Biophysical Research Communications  (Biochemical and Biophysical Research Communications)
巻： 484  号： 1  ページ： 107-112  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0118A  ISSN： 0006-291X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： EAG1チャンネルは電位依存性カリウムチャンネルのKCNHファミリーに属している。はいくつかの脳領域で発現すると発現の増加はある種の癌タイプに関連している。最近のcryo-EM構造決定は最終的にこれらのチャンネルの構造を明らかにした原子詳細に計算研究を可能にした。本研究では,イオン結合部位と選択性フィルターの動的挙動を調べるために分子動力学シミュレーションを行った。著者らのシミュレーションは,部位S2とS4は安定なイオン結合部位を形成することを示唆し,一方,サイトS1及びS3に置かれたイオンはサイトS2とS4にスイッチした。さらに,イオンは20ns以下内のS0から解離し,増加したフィルタの柔軟性に起因する傾向があった。は細胞外側から水流入により,この領域におけるフィルタの拡大につながったと,非導電性フィルタ構成。不活性化増強変異体Y464AまたはNa~+イオンを用いたシミュレーションは,SFの背後にあるトラップされた水分子をもたらし,これらのシミュレーションはC型不活性化に関連した初期立体配座変化を捕捉したことを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 不活性化 ,  結合部位 ,  *チャネル ,  イオン結合 ,  イオン ,  柔軟性 ,  配座転移 ,  *フィルタ ,  水分子 ,  *計算機シミュレーション
準シソーラス用語： 動的挙動 ,  構造決定 ,  電圧依存性カリウムチャンネル ,  *チャネル選択 ,  *分子動力学シミュレーション , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 分子動力学シミュレーション ,  KCNH1チャネル ,  イオン結合部位 ,  Y464A変異株 ,  Na~+結合部位 ,  C型不活性化

分類 (2件)： 細胞膜の受容体  (EF04030C) ,  分子構造  (EB03020Y)

タイトルに関連する用語 (4件)： 分子動力学シミュレーション ,  評価 ,  チャンネル選択 ,  動力学