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J-GLOBAL ID：201802285234003766   整理番号：18A0839542

海草Cymodocea nodosaに対するビスフェノールAの影響:葉伸長障害と細胞骨格障害【JST・京大機械翻訳】

The effects of Bisphenol A on the seagrass Cymodocea nodosa: Leaf elongation impairment and cytoskeleton disturbance

著者 (3件)： Adamakis Ioannis-Dimosthenis S. (Department of Botany, Faculty of Biology, National and Kapodistrian University of Athens, 15784 Athens, Greece) ,  Malea Paraskevi (Department of Botany, School of Biology, Aristotle University of Thessaloniki, 54124 Thessaloniki, Macedonia, Greece) ,  Panteris Emmanuel (Department of Botany, School of Biology, Aristotle University of Thessaloniki, 54124 Thessaloniki, Macedonia, Greece)
資料名： Ecotoxicology and Environmental Safety  (Ecotoxicology and Environmental Safety)
巻： 157  ページ： 431-440  発行年： 2018年 
JST資料番号： A0825B  ISSN： 0147-6513  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ビスフェノールA(BPA)は環境問題の新たな汚染物質であり,「中程度の毒性」と「毒性」と分類され,水生生物相に悪影響を引き起こす。水生動物相に対するBPA毒性に関する情報は利用可能であるが,水生植物相に及ぼすBPAの影響に関するデータは少なく,海洋大型植物に対しては欠けている。幼生の葉の伸長と細胞骨格(微小管,MT,アクチンフィラメント,AFs)に及ぼす環境に関連するBPA濃度(0.03から3μgL-1の範囲)の影響を,1~10日間の海草のCymocodea nodosaにおいて研究した。BPAストレスに対する「バイオマーカー」としての細胞骨格撹乱と葉伸長障害の適合性を試験した。最も高いBPA濃度(0.3,0.5,1および3μg・L(-1))は実験開始から有意に葉の伸長に影響したが,細胞骨格の欠陥は低濃度でも観察された。特に,MTは0.1μg・L(-1)で最初に破壊された(すなわち,最も低い観察された効果濃度),LOECsは0.03μg・L(-1)でさえ損傷された。従って,AFSはより低いBPA濃度により敏感であるように見えたが,葉の伸長障害とMT欠陥の間には相関があった。このように,C.nodosaにおけるAF損傷,MT破壊および葉伸長障害は,この特定の順序で,BPAストレスの敏感な「バイオマーカー」と思われる。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 微小管 ,  アクチンフィラメント ,  バイオマーカー ,  適応性 ,  水生生物 ,  海洋 ,  *細胞骨格 ,  水生動物 ,  水生植物 ,  毒性 ,  フェノール類
準シソーラス用語： 低濃度 ,  大型植物 ,  環境問題 ,  *海草 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： ビスフェノールA ,  Cymodocea nodosa ,  細胞骨格破壊 ,  葉の成長 ,  海草 ,  ストレスバイオマーカー ,  毒性

分類 (2件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  動物に対する影響  (EE05040R)

物質索引 (1件)： ビスフェノールA

タイトルに関連する用語 (7件)： 海草 ,  Cymodocea ,  ビスフェノールA ,  葉 ,  障害 ,  細胞 ,  骨格障害