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J-GLOBAL ID：201802285282050124   整理番号：18A0796620

マイクロプラスチックへの抗生物質の吸着【JST・京大機械翻訳】

Adsorption of antibiotics on microplastics

著者 (4件)： Li Jia (Key Laboratory of Coastal Environmental Process and Ecology Remediation, Yantai Institute of Coastal Zone Research, Chinese Academy of Sciences, Yantai 264003, China) ,  Li Jia (University of Chinese Academy of Sciences, Beijing 100049, China) ,  Zhang Kaina (School of Environment and Materials Engineering, YanTai University, Yantai 264003, China) ,  Zhang Hua (Key Laboratory of Coastal Environmental Process and Ecology Remediation, Yantai Institute of Coastal Zone Research, Chinese Academy of Sciences, Yantai 264003, China)
資料名： Environmental Pollution  (Environmental Pollution)
巻： 237  ページ： 460-467  発行年： 2018年 
JST資料番号： D0984B  ISSN： 0269-7491  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マイクロプラスチックと抗生物質は,水性生態系への提案された負の影響を持つ2つのクラスの新興汚染物質である。マイクロプラスチックへの抗生物質の吸着は,それらの長距離輸送をもたらし,化合物の組合せ効果を引き起こす可能性がある。本研究では,淡水および海水システムにおける5種類のマイクロプラスチック[ポリエチレン(PE),ポリスチレン(PS),ポリプロピレン(PP),ポリアミド(PA)およびポリ塩化ビニル(PVC)]に対する5種類の抗生物質[スルファジアジン(SDZ),アモキシシリン(AMX),テトラサイクリン(TC),シプロフロキサシン(CIP)およびトリメトプリム(TMP)]の吸着を調べた。走査電子顕微鏡(SEM)とX線回折計(XRD)分析は,マイクロプラスチックが異なる表面特性と種々の結晶度を持つことを明らかにした。吸着等温線は,PAが,分布係数(K_d)値を有する抗生物質に対して最も強い吸着容量を有し,淡水系において7.36±0.257~756±48.0Lkg(-1)の範囲であり,その多孔質構造と水素結合に起因することを示した。比較的低い吸着容量が他の4つのマイクロプラスチックで観察された。PS,PE,PP,およびPVC上の5つの抗生物質の吸着量は,CIP>AMX>TMP>SDZ>TCの順に減少し,K_fはオクタノール-水分配係数(LogK_ow)と正に相関した。淡水系と比較して,海水中の吸着容量は著しく減少し,CIPとAMXに対して吸着は観察されなかった。著者らの結果は,一般的に観察されたポリアミド粒子が水生環境における抗生物質のキャリアとして役立つことを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： X線回折 ,  *抗生物質 ,  海水 ,  *吸着 ,  ポリアミド ,  吸着等温式 ,  生態系 ,  表面性状 ,  結晶度 ,  淡水 ,  走査電子顕微鏡 ,  水素結合
準シソーラス用語： 水生環境 ,  吸着量 ,  吸着容量 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 抗生物質 ,  マイクロプラスチック ,  吸着 ,  分布係数

分類 (4件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  水質汚濁一般  (SB02010U) ,  吸着剤  (YB03000W) ,  動物に対する影響  (EE05040R)

タイトルに関連する用語 (3件)： マイクロプラスチック ,  抗生物質 ,  吸着