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J-GLOBAL ID:201802285382231721   整理番号:18A0423876

多機能窒素ドープMoO_3/セルロース紙に及ぼすFe(III)のための完全集積比色分析システムを構成する【Powered by NICT】

Constituting fully integrated colorimetric analysis system for Fe(III) on multifunctional nitrogen-doped MoO3/cellulose paper
著者 (6件):
資料名:
巻: 180  ページ: 352-357  発行年: 2018年 
JST資料番号: E0324A  ISSN: 0039-9140  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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前駆体としてモリブデン酸アンモニウムとチオ尿素を用いて,窒素ドープMoO_3は一段階炭化によって製造し,固定剤としてアクリル樹脂を用いたセルロースろ紙(NMCP)に固定した。NMCPは多機能ナノ複合材料,すなわち,Fe(III)の予備濃縮のための固相吸着剤,鉄種変換とカラー干渉除去のための光触媒,およびFe(III)定量のための比色センサとして設計した。光触媒作用後,腐植物質の複合体はFe(III)イオンに変換でき,着色有機物質(例えば,水性フミン物質)の干渉を除去し,Fe(III)は干渉金属イオン(例えば,Co(II)およびCd(II))が共存するNMCP上に選択的に濃縮した後,ヒドロキシルアミンと光還元と比色分析のためのFe(II)に変換した。o-フェナントロリン比色法の障害物を克服した。MoO_3の光分解活性は最適質量比,P25TiO_2の5.11倍であったが窒素ドーピングにより2.02倍に向上した。NMCP上のFe(III)の濃度は,スマートフォンや画像処理ソフトウェアを用いてグレースケールで定量化した複雑な装置であった。多機能NMCPに基づいて,完全に統合された視覚解析システムを天然水中のFe(III)の現場検出を提案し,適した。Fe(III)のための対数線形検量線は0.976の決定係数(R~2)及び検出限界15μg/Lの0.05~5mg/Lの範囲であった。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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無機化合物の物理分析  ,  抽出 

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