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J-GLOBAL ID:201802285501824444   整理番号:18A0178447

多層構造条件下における広葉樹林内における遮断の野外推定

Field estimation of interception in a broadleaf forest under multi-layered structure conditions
著者 (4件):
資料名:
巻: 11  号:ページ: 181-186(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: U0049A  ISSN: 1882-3416  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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側方浸透流,樹幹流及び竹稈流に対する野外実験を実行し,林冠層と低木層植生を個別に除去して,異なる木立構造による落葉広葉樹林における遮断を推定した。研究域は,チノ竹(Pleioblastus chino)の低木層を有するオーク(Quercus serrata)と栗(Castanea crenata)によって占有されている。林冠層区画(低木層の除去),竹区画(林冠層の除去),対照区画(林冠層と低木層の両方を残留)を含む植生制御用の3区画を確立した。降水量と比較して,側方浸透量は,対象区画では61%,林冠層区画では54%,及び竹区画では31%であった。対照及び林冠層区画における平均樹幹流は降水量の3%であった。竹区画に対する側方浸透流の有意差は,低木層植生の高密度によって起こされた可能性がある。遮断された水の大部分は,対照区画と竹区画における樹冠下方の低木層における竹稈流として,地面に移動した。本実験は,樹冠から低木層植生への水文学的過程を変える際の低木層植生の重要性を強調した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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水文学一般 
引用文献 (25件):
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