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J-GLOBAL ID：201802285539580217   整理番号：18A0141834

ニュージーランドの南アルプス周辺の気流パターンと古高度測定への意義【Powered by NICT】

Atmospheric Flow Patterns Around the Southern Alps of New Zealand and Implications for Paleoaltimetry

著者 (2件)： Wheeler L. B. (Earth and Planetary Sciences Department, University of New Mexico, Albuquerque, NM, USA) ,  Galewsky J. (Earth and Planetary Sciences Department, University of New Mexico, Albuquerque, NM, USA)
資料名： Geophysical Research Letters  (Geophysical Research Letters)
巻： 44  号： 22  ページ： 11,601-11,605  発行年： 2017年 
JST資料番号： H0609B  ISSN： 0094-8276  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 析出δ~十八零値は風上側のレインアウトに起因する低い起伏の開発は風下側雨影を生成する可能性がある。山脈の風下側から採取した古δ~十八零の低下の大きさは,少なくとも原理的に,山脈の上昇に関係しているはずである。風下指標のための最高高度を記録するために,空気質量の大部分は,風下側の降雨前リッジ冠を以上移動する必要がある。山脈周辺の大気流れパターンは流れの偏向に支配されているならば,風下側に到達する気団が最高高度を記録している可能性が低かった。Weather Research and Forecastingモデルと,ハイブリッド単一粒子Lagrangian積算軌道モデルを用いて,ニュージーランドのサザンアルプスにおける現在の大気流れパターンは流れの偏向によって支配されないことを示した。南アルプス周辺の流れの偏向と隆起の歴史を通じて比較的低起伏の欠如は,浮上りのタイミングを制約するために,風下側同位体記録の使用を支持すると,隆起は風下側同位体記録に基づいた~5Maに起こっているようだ。対照的に,カリフォルニアのシエラネバダのような,高高度と強い流れの偏向によって特徴づけられることを造山帯は風下側同位体ベース古期高度測定研究のための良好な候補ではないかもしれない。このような研究のための理想的候補は,相対的に低い上昇,低大気流れの偏向と隆起期間を通して比較的低起伏によって特性化されるべきである。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *ニュージーランド ,  室内空気質 ,  山岳 ,  流れ分布 ,  カリフォルニア州 ,  *気流 ,  キャラクタリゼーション ,  高空 ,  降雨 ,  気団
準シソーラス用語： シエラネバダ ,  風下 ,  レインアウト ,  *高さ測定 ,  *赤石山脈 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 南アルプス ,  風下側同位体ベース古期高度測定 ,  隆起 ,  古期高度測定

分類 (3件)： 中小規模擾乱,降水特性  (DC05120X) ,  大気の構造・組成  (DC05040K) ,  成層圏・中間圏  (DC04040D)

タイトルに関連する用語 (5件)： ニュージーランド ,  南アルプス ,  周辺 ,  気流 ,  高度測定