抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:慢性心不全患者の血漿窒素末端-脳ナトリウム利尿ペプチド前駆体(Nt-proBNP)レベル及び高感度C-反応性蛋白(hs-CRP)レベルの変化に対するロスバスタチンとトリメタジジンの併用の影響を検討し、慢性心不全患者の心機能に対するその影響を評価する。方法:160例の慢性心不全患者を研究対象として選び、ランダムにロスバスタチン群、トリメタジジン群、ロスバスタチン併用トリメタジジン群(連合群)と対照群に分け、ランダムに40例の老年健康人を健康群とした。健康グループを除いて、他のすべての患者は慢性心不全の通常の薬物治療を受け、ロスバスタチングループ、トリメタジジングループ及び連合グループの3グループはそれぞれ関連の薬物をプラスし、すべて4週間治療した。治療の前後に,Nt-proBNPとhs-CRPのレベルを測定した。左室拡張末期径(LVED)及び収縮末期径(LVES)、左室駆出率(LVEF)、左室短軸短縮率(FS)を測定し、NYHA心機能分類変化により治療効果を判断し、6分間歩行試験にて患者の運動耐容を観察した。結果;治療前ロスバスタチン群、トリメタジジン群、併用群、対照群の循環血中hs-CRPレベルは健康群より高く、統計学的有意差があった(P<0.05)。4週間の治療後,ロスバスタチン群,トリメタジジン群,および併用群のhs-CRP濃度は,有意に減少した(P<0.05)が,しかし,併用群のそれは,対照群と治療の前の間に有意差を示さなかった(P>0.05)。心機能IV級患者と比べ、III級患者の循環血中Nt-proBNPの濃度は明らかに低下した[(845.67±208.48)pg/mlvs(1337.42±347.68)pg/ml]。治療4週間後、ロスバスタチン群、トリメタジジン群、併用群、対照群の4群の血清Nt-proBNPレベル、6分間歩行距離、心機能パラメーターは治療前より改善し、統計学的有意差があり(P<0.05)、併用群の上述指標の改善が最も顕著であった。統計的有意差が認められた(P<0.01)。血漿Nt-proBNPレベルはLVED、LVESと正の相関があり、統計学的有意差があり(r=0.356、0.289、P<0.05)、LVEF、FS、6分間歩行距離と負の相関があり、統計学的有意差があった(r=-0.612、P<0.05)。-0.476,-0.358,P<0.05)。併用群の患者の治療の間に薬物関連の副作用は見られなかった。結論:慢性心不全患者の循環血中hs-CRP、Nt-proBNPレベルは上昇し、慢性心不全の発生と発展を評価する指標とすることができる。ロスバスタチンとトリメタジジンは慢性心不全患者の循環血中hs-CRPとNt-proBNPレベルを低下させ,ロスバスタチンとトリメタジジンの併用は慢性心不全患者の血中hs-CRPとNt-proBNPのレベル及び患者の心機能を改善することができた。患者の運動耐量を増加した。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】