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J-GLOBAL ID：201802285616635824   整理番号：18A0233751

南大洋における亜表層クロロフィル極大形成時の植物プランクトン群集動態

著者 (10件)： 影沢歩友子 (総合研究大学院大) ,  高尾信太郎 (総合研究大学院大) ,  高尾信太郎 (極地研) ,  溝端浩平 (東京海洋大) ,  真壁竜介 (総合研究大学院大) ,  真壁竜介 (極地研) ,  茂木正人 (極地研) ,  茂木正人 (東京海洋大) ,  小達恒夫 (総合研究大学院大) ,  小達恒夫 (極地研)
資料名： 日本海洋学会大会講演要旨集
巻： 2017  号： 秋季  ページ： 196  発行年： 2017年09月 
JST資料番号： F0701C  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 亜表層クロロフィル極大(SCM)形成時の植物プランクトン動態を定量的に理解する目的で,漂流系観測および漂流系近傍における停船観測を実施した。クロロフィルa極大深度は,常に40-50mであったが,クロロフィル当たりの基礎生産量は表層で高かったことから,観測したSCMの成因は主に躍層への蓄積であると考えられた。水柱中,沈降粒子中のいずれにおいてもPhaeocystis antarcticaが優占していた。特に沈降粒子中では,水柱中に比べて群体として存在する比率が高かったことから,P.antarcticaの群体形成が有光層からの除去過程に関係していると推察された。(著者抄録)

シソーラス用語： 南極海 ,  *植物プランクトン ,  クロロフィル ,  生物生産 ,  渦鞭毛虫類 ,  *植物性鞭毛虫類
準シソーラス用語： プリムネシウム藻類

分類 (1件)： 植物生態学  (EE02000E)

タイトルに関連する用語 (5件)： 南大洋 ,  亜表層 ,  クロロフィル ,  植物プランクトン ,  群集動態