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J-GLOBAL ID：201802285637346740   整理番号：18A1341854

学部3年通年必修PBL型授業の実践と分析

Practice and Analysis of PBL Class for 3rd Grade Undergraduate Students

著者 (5件)： 中村一博 (日本工業大学) ,  加藤利康 (日本工業大学) ,  勝間田仁 (日本工業大学) ,  高瀬浩史 (日本工業大学) ,  丹羽次郎 (日本工業大学)
資料名： 電気学会論文誌 C  (IEEJ Transactions on Electronics, Information and Systems)
巻： 138  号： 7  ページ： 877-885(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： S0810A  ISSN： 0385-4221  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文では,日本工業大学における3年生学部学生のためのプロジェクトベース学習(PBL)クラスの実践を提示した。本論文では,PBL教育の改善のための学生活動報告に基づくテキスト解析も示した。プロジェクト活動を分類するために,プロジェクト活動が高いか低いかを示す新しい指標を導入した。筆者らはこれを指標プロジェクトマッチングと呼ぶ。プロジェクト活動は,プロジェクトマッチングとクライアントの有無に基づいて分類される。テキストマイニング法を用いて分類されたプロジェクト活動の各活動報告を分析した。結果として,春季学期から秋季学期まで,高いプロジェクトマッチングによる活動報告における用語数は増加したが,低いプロジェクトマッチングによる活動報告における用語数は減少したことが分かった。また,最終製品の目標はクライアントの有無によって異なることも分かった。著者らは,クライアントのいない学生には定期的なチェックが必要であることを発見した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *大学生 ,  *学習 ,  解析 ,  行動 ,  人間 ,  度 ,  データマイニング ,  知識獲得
準シソーラス用語： クライアント ,  テキストマイニング ,  テキスト解析 ,  *プロジェクトベース学習 ,  適合度

著者キーワード (10件)： フ -スト(PBL) ,  フ によるフ トト ,  教育 ,  FD ,  テキによるテキ ,  プロジェクトベース学習 ,  プロジェクトマッチング ,  教育設計 ,  教員の開発 ,  テキストマイニング

分類 (1件)： 技術教育  (JA01050T)

引用文献 (18件)：

• (1) 先導的ITスペシャリスト育成推進プログラム拠点間教材等洗練事業PBL教材洗練WG(2011):「PBL(Project Based Learning)型授業実施におけるノウハウ集」, http://grace-center.jp/wp-content/uploads/2012/05/pblknowhow20110726.pdf (2017/10/03アクセス)
• (2) 三重大学高等教育創造開発センター(2011):「三重大学版 Problem-based Learningの手引き-多様なPBL授業の展開-」, http://www.hedc.mie-u.ac.jp/pdf/PBLmanual-201101.pdf (2017/10/03アクセス)
• (3) M. Imamura, D. L. Heer, and T. Tsujino : “The TekBots Engineering Program for Electrical Engineering at FIT”, IEEJ Trans. FM, Vol. 134, No. 2, pp. 81-90 (2014) (in Japanese)
• 今村正明・Donald L. Heer・辻野太郎:「福岡工大電気工学科のTekBots PFL工学プログラム」, 電学論A, Vol. 134, No. 2, pp. 81-90 (2014)
• (4) H. Matsubara and S. Hanahara : “An Analysis of Visualization for Reflective Process in Project Based Learning by KWS Retrospectives’ KPT”, IEEJ Trans. FM, Vol. 137, No. 9, pp. 522-528 (2017) (in Japanese)

タイトルに関連する用語 (4件)： 学部 ,  PBL ,  授業 ,  分析