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J-GLOBAL ID：201802285755979254   整理番号：18A1281551

米国の子どもの建築教育理論に関する事例研究「建築と子供たち」カリキュラムの開発とその背景

A CASE STUDY OF BUILT ENVIRONMENT EDUCATION THEORY IN THE U.S.: The “Architecture and Children” curriculum and its background

著者 (1件)： 田口純子 (東大 大学院情報学環)
資料名： 日本建築学会環境系論文集  (Journal of Environmental Engineering (Transactions of AIJ))
巻： 83  号： 749  ページ： 625-635  発行年： 2018年07月30日 
JST資料番号： L4761A  ISSN： 1348-0685  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,米国における人工環境教育(BEE)の初期背景と,Anne P.Taylor(アン・テーラー)による米国BEEカリキュラム「建築と子供たち」を調査した。環境デザインおよび建築デザイン教育学習の哲学は4分野,すなわち,関係論,居住性のフレームワーク(総合学習者),多重知能理論,ディープエコロジー,に統合された。テーラーの1960-1970年代の初期の研究は米国内のランド・アーティストの影響を受けた。その時にランド・アーティストやテーラーを含む芸術教師らは,環境問題からの教訓を吸収し,新分野の芸術,建築デザインおよび教育を生み出した。その洞察を通してテーラーは建築教育を考慮して,彼女の職業を再定義し,学際的芸術教育の新しい形式を開発した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *事例研究 ,  アメリカ合衆国 ,  *子供 ,  *技術教育 ,  環境 ,  *建築工学 ,  建築設計 ,  理論 ,  知能 ,  多重化 ,  カリキュラム ,  建築家 ,  学校教育 ,  芸術 ,  境界領域
準シソーラス用語： アン・テーラー ,  学際 ,  *建築学 ,  *建築教育 ,  人工環境 ,  多重知能理論

分類 (2件)： 教育施設,文化施設,宗教建築  (RB05050G) ,  技術教育  (RA01050B)

引用文献 (46件)：

• 1) Murakami, M. : Activities of Architectural Institute of Japan, Inaugural Symposium Report of AIJ Council for Child Education Support, p. 15, 2013.6 (in Japanese)
  村上美奈子 : 日本建築学会の取り組み, 日本建築学会子ども教育支援建築会議全体会議・設立記念シンポジウム資料 子ども教育支援のプラットフォーム構築を考える-子どもの住まい・まちづくり教育のこれから, pp. 11-16, 2013.6
• 2) Taylor, A., Vlastos, G. & Harden, N. : Architecture and children: learning by design (Core Poster), American Institute of Architects & School Zone Institute, 1987
• 3) Taylor, A., Vlastos, G. & Marshall, A. : Architecture and children: teachers guide, School Zone Institute, 1991
• 4) School Zone Institute & Anne Taylor Associates : Architecture and Children Around the World website, http://architectureandchildren.com, final access: 2018.1.11
• 5) Maeno, M. & Ariduka, R. : Living Environment Education, Journal of Architecture and Building Science, 99(1217), pp. 2-44, 1984.2 (in Japanese)
  前野まさる・在塚礼子編 : 住環境教育, 建築雑誌, 99(1217), pp. 2-44, 1984.2

タイトルに関連する用語 (10件)： 米国 ,  子ども ,  建築 ,  教育 ,  理論 ,  研究 ,  子供 ,  カリキュラム ,  開発 ,  背景