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J-GLOBAL ID:201802285925738996   整理番号:18A0280650

二官能性蛋白質FimHの取り込みはコクサッキーウイルスB3誘導心筋炎に対するキトサンpVP1ワクチンの免疫防御を増強する【Powered by NICT】

Incorporation of a bi-functional protein FimH enhances the immunoprotection of chitosan-pVP1 vaccine against coxsackievirus B3-induced myocarditis
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資料名:
巻: 140  ページ: 121-132  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0654B  ISSN: 0166-3542  CODEN: ARSRDR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ウイルス心筋炎は主に有効治療測度を用いたコクサッキーウイルスB3(CVB3)により誘導されない一般的な臨床的心血管疾患である。効率的な粘膜免疫応答の誘導がCVB3誘導心筋炎に対して非常に重要である。FimHは大腸菌(E.coli)由来蛋白質,M細胞標的特性を有し,TLR4アゴニストとして機能する。本研究では,CVB3誘導心筋炎に対してより効率的な粘膜免疫応答と免疫保護を誘発することを目的とした組換えFimH蛋白質,以前に開発したCVB3粘膜ワクチンキトサン(CS)-pVP1へ,を紹介した。CS pVP1ワクチンと比較して,FimH CS pVP1による免疫は著しくCVB3 スペシフ酸保護分泌型IgA(sIgA)のレベルと中和力価を増加させ,腸間膜リンパ節(MLN)におけるCVB3 スペシフ酸IgA産生B細胞と増幅された粘膜T細胞免疫応答の周波数を増強し,CVB3 スペシフ酸 システム酸免疫反応を大きく増幅できた。一貫して,FimH CS pVP1群がCVB3誘導心筋炎に対して強化された免疫保護を示し,限られた心筋障害,ウイルス負荷の低下および強化された生存率の指標により証明された。更なる研究は,この増強された免疫保護のみならずそのM細胞標的特性,改善された粘膜抗原VP1発現をもたらすによるものでなく,FimHの粘膜アジュバント効果,胚中心(GC)の形成,IgA誘導因子の産生と抗原提示細胞(APC)の成熟を促進すると関連していることを示した。まとめると,ここでは二機能性粘膜ワクチンFimH CS pVP1,M細胞標的特性と粘膜アジュバント能力を有していた同時にを開発し,FimH CS pVP1は効率的にCVB3 スペシフ酸保護粘膜免疫応答の高レベルを誘導し,CS pVP1よりCVB3誘導心筋炎に対して優れた予防効果を提供できることを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
抗ウイルス薬の基礎研究  ,  免疫療法薬・血液製剤の基礎研究 

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