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J-GLOBAL ID:201802286015742470   整理番号:18A0421038

陽性血清抗サイログロブリン抗体を用いた甲状腺乳頭癌の患者における再発検出のための潜在的バイオマーカーとしての循環上皮細胞【Powered by NICT】

Circulating epithelial cells as potential biomarkers for detection of recurrence in patients of papillary thyroid carcinoma with positive serum anti-thyroglobulin antibody
著者 (11件):
資料名:
巻: 477  ページ: 74-80  発行年: 2018年 
JST資料番号: H0758A  ISSN: 0009-8981  CODEN: CCATAR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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血清チログロブリン(Tg)は正の抗サイログロブリン抗体(TgAb)と甲状腺乳頭癌(PTC)患者における治療後の疾患状態を監視するための信頼性の高い腫瘍マーカーではない。本研究の目的は,陽性血清TgAbと検出できない血清Tgを有するPTC患者における循環上皮細胞(CEC)の臨床的役割を評価することであった。パイロット研究は,陽性血清TgAbと検出できない血清Tgを持つ25PTC患者におけるCECを評価するために行った。CECsは負の選択システムPowerMagによる末梢血から分離し,濃縮した。抗上皮細胞接着分子(EpCAM)と抗甲状腺刺激ホルモン受容体(TSHR)抗体を用いた免疫蛍光染色では,EpCAM~+CECとTSHR~+CECを定義するために使用した。CEC試験後,25名の患者を二群:再発群(n=7)と寛解群(n=18)生検または画像診断に基づき分類した。EpCAM~+CECとTSHR~+CECの診断精度とカットオフ点を受信者動作特性(ROC)曲線を用いて評価した。CECの最適カットオフ値はYoudenインデックス(感度+特異性1)により決定した。EpCAM~+CEC(72.5 vs. 10.75)とTSHR~+CEC(54 vs. 5.25)の中央値数は寛解群と比較して再発群で有意に増加した。曲線下面積(AUC)は再発と寛解を区別するEpCAM~+CEC(0.937)とTSHR~+CEC(0.825)の良好な性能を示した。EpCAM~+CECとTSHR~+-CECのためのカットオフ値は48cells/mlと10cells/mlに設定し,再発を予測する際の感度(EpCAM~+ CECs: 85.7%; TSHR~+ CECs: 85.7%)と特異性(EpCAM~+ CECs: 100%; TSHR~+ CECs: 77.8%)を示した。著者らの研究は,CEC試験は陽性血清TgAbと検出できない血清Tgを有するPTC患者における再発を同定する可能性バイオマーカーであることを示唆する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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内分泌系の腫よう  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 

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