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J-GLOBAL ID:201802286137576189   整理番号:18A0276450

極端に軽いCa結合とかんらん岩中のFe同位体【Powered by NICT】

Coupled extremely light Ca and Fe isotopes in peridotites
著者 (7件):
資料名:
巻: 208  ページ: 368-380  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0062A  ISSN: 0016-7037  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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地球大気圏外および地上の両試料で観察された大きな金属安定同位体変動。例えば,Caは,陸上火成岩とマントル鉱物中の大きな質量依存同位体変動を示す(~44Ca/~40Caにおける~2‰変動のオーダー)。かんらん岩におけるこのような同位体変動の徹底的な評価と理解は,地球のマントルの進化と組成に重要な制約を提供する。地球けい酸塩岩石中のCaとFe同位体変動をより良く理解するために,著者らは北中国クラトン(NCC)からのかんらん岩捕獲岩のセット中のCa同位体組成,Fe同位体の研究を報告した。これらNCCかんらん岩は,大きなCaとFe同位体変動を持ち,δ~4440約0.08~0.92(SRM915aに比べてデルタ値)とδ~5754Fe(IRMM-014と比較してデルタ値) 0.61~0.16の範囲であり,これらの同位体変動は大きなMg#(100×Mg/(Mg+Fe)モル比)変動,8090の範囲と相関していた。重要なことに,NCC Feに富むかんらん岩は,地球上の全けい酸塩岩石中の最低~44Ca/~40Caと~57Fe/~54Fe比を有している。対照的に,現在破れた分化した小惑星(s)からのマントル岩石,ユレイライトは大きなMg#の変異を有し,70~92が,それらは非常に限られたδ~57Fe/~54Fe変動(0.03 0.21,IRMM-014と比較してデルタ値)を持っていた。モデル計算は,NCC Feに富むかんらん岩中の結合極端に軽いFe同位体痕跡が10~4年にいくつかの時間スケールでの溶融物と橄欖岩との反応における速度論的同位体分別を反映している可能性が最も高いことを示した。加えて,著者らの新しいデータと文献データは共存する単斜輝石と斜方輝石対間の鉱物間のCa同位体分別への組成効果を示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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同位体地質学  ,  岩石圏の地球化学一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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