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J-GLOBAL ID:201802286186552586   整理番号:18A1153967

脱髄病における2-カルバ-環状ホスファチジン酸の保護的および治療的役割【JST・京大機械翻訳】

Protective and therapeutic role of 2-carba-cyclic phosphatidic acid in demyelinating disease
著者 (9件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 142  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7329A  ISSN: 1742-2094  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:多発性硬化症は,再発および進行性脱髄/再ミエリン化サイクル,神経炎症,オリゴデンドロサイト喪失,脱髄および軸索変性により特徴付けられる中枢神経系の神経炎症性脱髄および神経変性疾患である。環状ホスファチジン酸(cPA)は,グリセロール骨格のsn-2およびsn-3位置に独特の環状リン酸環構造を有する天然リン脂質メディエーターである。著者らは,cPAが神経栄養様作用を誘発し,海馬ニューロンを虚血によって誘発された遅発性ニューロン死から保護することを以前に報告した。著者らは,リン酸塩酸素分子の一つがsn-2位置にメチレン基で置換された合成化合物,cPA:2-カルバ-cPA(2ccPA)の誘導体を設計し,化学的に合成し,代謝的に安定化させた。本研究では,2ccPAがオリゴデンドロサイトにおいて保護効果を発揮し,多発性硬化症の2つの最も一般的なマウスモデルにおける病理を抑制するかどうかを調べた。【方法】2ccPAが多発性硬化症の病理に及ぼす潜在的有益な影響を評価するために,著者らは,in vitroでオリゴデンドロサイト細胞死に及ぼす2ccPAの影響を研究して,実験的自己免疫性脳脊髄炎(EAE)とクプリゾン誘発脱髄のマウスモデルに2ccPAを投与した。【結果】著者らは,2ccPAが,Bax/Bcl-2蛋白質発現比率およびp38MAPKとJNK蛋白質のリン酸化レベルにおけるCoCl_2によって誘発された増加を抑制したことを示した。2ccPA処理は,クプリゾン誘導脱髄,ミクログリア活性化,NLRP3inflamマソームおよび運動機能不全を低下させた。さらに,2ccPA処理は自己反応性T細胞およびマクロファージ,脊髄損傷およびEAEにおける病理学的スコア,自己免疫性多発性硬化症マウスモデルを減少させた。結論:2ccPAはミトコンドリアアポトーシス経路の抑制を介してオリゴデンドロサイトを保護することを示した。また,クプリゾン誘発脱髄の多期間における2ccPAの有益な効果とEAEの病理を見出した。これらのデータは,2ccPAが脱髄疾患を治療し,多発性硬化症の症状を改善するための新薬の開発のための有望な化合物である可能性があることを示している。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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