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J-GLOBAL ID：201802286213478999   整理番号：18A1355889

基底前脳と聴覚皮質間の自発的集団活動の異なる時間的協調【JST・京大機械翻訳】

Distinct Temporal Coordination of Spontaneous Population Activity between Basal Forebrain and Auditory Cortex

著者 (3件)： Yague Josue G. (Strathclyde Institute of Pharmacy and Biomedical Sciences, University of Strathclyde) ,  Tsunematsu Tomomi (Strathclyde Institute of Pharmacy and Biomedical Sciences, University of Strathclyde) ,  Sakata Shuzo (Strathclyde Institute of Pharmacy and Biomedical Sciences, University of Strathclyde)
資料名： Frontiers in Neural Circuits (Web)  (Frontiers in Neural Circuits (Web))
巻： 11  ページ： 64  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7037A  ISSN： 1662-5110  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 基礎前脳(BF)は,注意,学習および記憶に長く関係しており,最近の研究は,人工BF活性化と覚醒の間の因果関係を確立している。しかしながら,BFにおける神経集団動力学は依然として不明である。ここでは,BFにおける神経集団活動を記録し,麻酔下および非麻酔下の両条件下で同時に記録された皮質集団と比較し,マウスにおけるBFと聴覚皮質(AC)の間の自発的ポピュレーション活性の構造の違いを検討した。ACニューロン集団は,歪んだスパイク速度分布,短い(≦80ms)スパイク間間隔(ISI)のより高い割合,および周波数にわたる律動的発火の豊富なレパートリーを示す。BFにおける自然発火速度の分布も歪められるが,短いISIの割合は短時間スケール(≦20ms)でPoissonモデルにより説明でき,スパイク計数相関はACセルと比較して低く,光遺伝的に同定されたコリン作動性細胞対は例外的に高い相関を示した。さらに,BFニューロンのより小さい画分は,周波数にわたってスパイク場エントレインメントを示す:BFニューロンのサブセットは,AC集団の一貫した相選択とは対照的に,進行中の場電位への様々な相選択を伴って,遅い(≦6Hz)周波数で律動的に発火する。これらの遅い律動的BF細胞の発火は,他の律動的BF細胞対よりも大きい程度に相関している。全体として,ACとBFの間の個体群活動の構造における基本的差異は,それらの時間的協調,特にそれらの操作時間スケールであった。これらの結果は,BFニューロンが下流の個体群をゆっくり調節するが,皮質回路は複数の時間スケールでシグナルを伝達することを示唆する。このように,BFにおける神経集団動力学の特性化は,脳状態が調節される神経機構へのさらなる洞察を提供する。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 因果律 ,  電位 ,  符号化 ,  ニューロン ,  麻酔 ,  *皮質 ,  *前脳 ,  周波数 ,  覚醒 ,  個体群 ,  部分集合 ,  キャラクタリゼーション ,  エントレインメント ,  *聴覚皮質
準シソーラス用語： 神経 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： アセチルコリン ,  ニューラルアンサンブル ,  光遺伝学 ,  神経振動 ,  ニューラル符号化 ,  脳の状態

分類 (1件)： 中枢神経系  (EJ12030F)

タイトルに関連する用語 (5件)： 基底 ,  前脳 ,  聴覚皮質 ,  集団活動 ,  協調